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【中国輸入ビジネス】初心者のアマゾンOEMは99%儲からない!

WATANABE

名前:WATANABE 1年9ヶ月の世界各地のバックパッカー経験を生かし、個人輸入ビジネスで起業。現在はフリーランスのコンサルタントとして、独自の知見を提供し、クライアントのビジネスの成功をサポートしています。

あなたはいま、中国輸入ビジネスを始めようと『アマゾンOEM』について調べようとしているのではないだろうか?

また、どこかでアマゾンOEMが儲かると聞いて、脱サラを計画している最中ではないだろうか?

残念だが、2020年現在のAmazonOEMは物販ビジネスの初心者が成功をつかめるような場所ではなくなってしまった。

そもそも、アマゾンでなくても、物販ビジネスの初心者がOEMを成功させることすら難易度が高いといえるだろう。

そして、2015年以降、アマゾンOEMから挑戦した物販プレイヤーの9割が既に退場しているか、国民金融公庫への借り入れ金額だけが大きく膨れ上がってしまっているのが現状だ。

もし、あなたがこの話を簡単に信用できなくても、今回の記事に目を通しておくことで、
2020年現在のAmazonOEMの現状を確実に把握することができる。

大金を失ってしまう前に必ず参考にしてほしい。

AmazonOEMは初心者にはレベルが高い

単刀直入に言おう、2020年現在の状況ではAmazonOEMは初心者が始めるにはハードルが高すぎる。

どれくらいハードルが高いのかというと、経験値を売上で考えると、月商300万円を既に中国商品で経験している状態が望ましい。

それくらいの実力がなければ、アマゾンOEMに挑戦しても大きなリターンを望める可能性はほとんど残っていない。

リスクが大きい

OEMの最もつらいことは注文ロット数が多くなりやすい部分だ。

これが1つ100円などの商品であれば問題ないが、それよりももっと大きな問題が存在する。

それは、人はいきなり300個とか1000個の商品を発注するには心理的ハードルが高すぎるという問題だ。

その反り立つ高い壁の心理的ハードルを乗り越えさせるため、AmazonOEMコンサルタントは「大量発注」をさも当然のように語りかけるが、そのようなものは簡単に乗り越えられるものではない。

どのような競技であっても、初心者に上級者と同じことをやらせる習い事は存在しない。

いきなり1000個購入しろというのは、筋トレ初心者にベンチプレス100KGからスタートしろと言っているのと同じだ。

どの分野であっても初心者はリスクを抑えた方法でスタートし、失敗を経験することを前提でステップを踏んでもらうのが最も懸命な方法なのだ。

工場が大量仕入れを求めてくる理由

工場の最低購入ロット数が大きくなる理由は3つ存在すると言われている。

1・中国は人口が10億人と多いので1000個のロット数が当たり前と思われている

2・ほとんどのOEMはリピート仕入れをするほど売れないので最初から大量に買わせようとしている

3・作るのが面倒だからそれくらい購入してくれるならと適当に答えている。

私はいままで1の理由を信じきっていた。

しかし、中国の広州にあるカバン屋にOEMをお願いしたとき、複雑なカバンでさえ50個からOEMをすることが可能な店を発見した。

OEMを引き受けてくれなかった他の工場はあからさまにやりたくないというオーラーを出しており、「1000個や2000個ならOK」と、断るような表情と一緒にそのロット数を提示してきた。

そのことから、私は実は2と3の説が最も可能性が高いと考えるようになってきた。

つまり、OEMを考えたとしても、その製品を作ってくれる工場が面倒だと感じるなら多くの購入数を要求されるのだ。

そして、ほとんどの工場ではそのOEMした製品がリピート注文されることはないと知っている。

だから、最初の一回の取引で利益をすべて頂いてしまおうと考えているのだ。

しかし、大きく膨れ上がった購入ロット数が乗り越えられないと、その前に用意したコンサル費用と時間が無駄になるからと発注してしまい、致命的ダメージを受けることになりやすい。

もちろん、ギャンブルと違って初心者が選んだ初期の商品が、ビギナーズラックでヒット商品になることなどほとんどありえない。

「それでも俺は頑張った。」と自分を褒めても、失った金が戻ってくることはない。

商品のリリースまでに長い時間が必要

もしかしたら、あなたは既にビジネスを始めたくてやる気がみなぎっている状態かもしれない。

無能な上司に実力を見せつけるため自分で起業しようと、アマゾンOEMに挑戦しようと考えているのかもしれない。

しかし、いまの状態で突き進んでしまえば、確実に上司よりも無能だったことを証明し、失った貯金を取り戻すため、その上司に頭を下げつづける人生が継続することになるだろう。

多くのサラリーマンプレイヤーが「自分にはできる」と考え、アマゾンOEMに挑戦し、朝露のごとく消えていく。

最初はやる気がみなぎっているので、いくつかの商品を出品することは難しくはないだろう。

しかし、それを継続していくとなると話は変わってくる。

そもそもOEMは商品開発から、商品ページの作成まですべて自分で企画して行なわなくてはならない。

これは業者に丸投げしたとしても、構成や参考になるデザインは自分で探して用意しなくては決して満足に売れる商品ページは完成しない。

やる気に満ちあふれている脱サラ計画の初期の状態なら連続出品も可能だが、サラリーマンが継続的に副業で行うには大きく時間を捻出する必要がある。

どこかで会社を辞める決断をしないと、モチベーションを維持できずに時間とともに失速する人が後をたたないノウハウだということを肝に銘じておこう。

商品ページの作成だって、モデル撮影を含めば予約から通常1ヶ月は時間を要する。

そして、それらの工程を満足のいくものが出来上がるまで繰り返していくのがOEMという作業なのだ。

これは副業であっても、専業であっても同じことだ。

現状のAmazonでは転売しただけの商品は「相乗り」されてしまうので、アマゾンで商品を販売したいならどうしてもOEMしか選択肢がないのが現状だ。

もちろん、ヤフーショッピングや楽天になれば、「相乗り」がないのでOEMのように1商品をリリースするまでに3ヶ月かかることなどありえない。

あなたがアマゾンOEMから始めようとしている理由

ほとんどの人がアマゾンOEMを始めるのに何らかのキッカケがあるはずだ。

キッカケなくして、この記事にたどり着くことは不可能だ。

そして、アマゾンOEMをGoogleで検索する人の99%が次に話す2つの理由から始めようと考えたはずだ。

どこかで儲かると聞いたから

おそらくだが、あなたは副業の情報を集めていて、セミナーなり、会場の参加者なり、主催者の関連動画などから「アマゾンOEM」の存在を知ったのではないだろうか?

そして、それは「メルカリ転売」や「せどり」系の情報を調べているときに出会ったのではないだろうか?

メルカリ転売の塾や講師は必ず次のステップとしてアマゾン販売やOEMをすすめてくるのがこの業界のトレンドだ。

しかし、2020年現在ではそれは理にかなった方法ではない。

いま中国輸入ビジネスでもっとも賢い方法はヤフーショッピングから楽天に目指す方法なのだ。

コンサルタントが金を見せびらかしていたから

そして、あなたがアマゾンOEMに興味を持った決め手の部分は、その情報発信者が「儲かっているように見えた」からではないだろうか?

またその情報発信者がしきりにアマゾンOEMが儲かるように話していたのではないだろうか?

もし、そうなら、その情報発信者は、使い古されたノウハウをあなたに販売している可能性があることをしっかりと考慮しよう。

実はその人物が自分だけは楽天やヤフーショッピングなどで日本製の化粧品や健康食品などを販売している可能性を少しだけ考えてみてもいいだろう。

どうして、私がそのようなことを知っているのかというと、AmazonOEMは2013年に爆発的にブームになったからだ。

あれから、6年経過しているがいまだにAmazonOEMを教えるコンサルタントがあとを絶たない。

情報発信者が本人がアマゾンに力を入れていないことを判断するには、その情報発信者にAmazonのアカウント停止の履歴がないかどうか確認しよう。

確認する方法は、動画や音声などのふとした会話の中に含まれていたり、意外と過去のブログの記事に書かれていたりする。

もし、アカウントの停止の経歴が存在する場合は、かなり言葉を疑ってかかったほうがいいだろう。

なぜなら、Amazonのアカウントは一度停止すると、何度作り直してもイタチごっこのように追いかけまわしてくる。

まともな経営者なら、いつ販売が止まるかわからないような場所で、大きな売上を作り続ける選択をするわけがない。

物販ビジネスは規模を大きくすればするほど固定費が増え、アカウント停止の恐怖も売上と同じ大きさで拡大していく。

もし、一度でもアカウントが止まったことがあるなら、アマゾンで大きな売上を上げたいと思うはずがない。再度、アカウントが止まればすべての在庫を破棄しなくてはならない。

アマゾンは自社のオリジナルのネーミングやLOGOが入っている商品でないと他の出品者に相乗りされてしまうシステムが存在するので、もしアカウントが停止した場合は、停止してしまった時点で販売していたオリジナルLOGOが入った商品を再販することはできない。

違うアカウントで再販すれば、すぐにアマゾンにバレて、また停止させられてしまうからだ。

そのような理由からAmazonアカウントが一度停止したことのあるセラーは、通常何度もアカントが停止した経験を持っている場合が多い。

現在は20代の若い人たちが物販業界に参入し、中国輸入やメルカリ転売のスクールの名を借りて、ガンガン高額塾を売るようになってしまった。

現在、アマゾンOEMとメルカリ転売は合法的に金を騙し取る、犯罪集団の吹き溜まりになっているというのが残念ながら率直な感想だ。

そして、アマゾンOEMは副業の範囲でやるには、とても競争に勝ち残ってはいけないノウハウだと言えるだろう。

コンサルタントをつければ多少は勝率が上がるだろうが、どんなコンサルタントをつけたところで、あなたが物販ビジネスの初心者なのであれば、相当な資金力と時間を捻出できないと、継続して生き残っていくこと難しいことを分かった上で挑戦するようにしたい。

そして、いまから、その部分を詳しく解説していく。

副業で継続できるノウハウではない

「脱サラを考えているので、そもそも副業で継続するつもりはありません。」

そのように考えている人に言いたいのは、脱サラするのはAmazonOEMで成功した後の話だ。

そもそもアマゾンOEMで本当に成功できると思っているのか?と疑問を投げかけたい。

中国商品のアマゾンOEMはコンサルタントがなんと言おうと100万円程度の資金力しか用意できない人が脱サラを考えられるような戦場ではない。

あなたが既に儲かる商品を知っているなら挑戦してみてもいいだろう。もちろん、生活できるだけの別の収入を用意している状態での話だが。

あなたが一部上場企業勤めの意識高い系の20台後半の男性であっても、アマゾンOEMからスタートすれば、最初の1商品で月商50万の売上を上げることができただけでも御の字だ。

最初の商品をリリースするまでに早くて3ヶ月、長くて7ヶ月かかったとしよう。この時間はOEMをする上で一般的な長さだ。

その売上がひと月50万円だったとしても、あなたは100万円を切った残りの貯金で、その後、何種類の商品を追加でリリースできると考えているのだろうか?

実際にアマゾンOEMを経験し、売上の結果を知って、多くの人のモチベーションが急激に失速するのを私は何度も見てきた

AmazonOEMを継続して続けるには期待値を下げて、スタートから3セット目までは練習であり、資金を温存しながら行動し、いきなり脱サラできるようなヒット商品を出せると考えないほうがいいだろう。

ノウハウに再現性がない

普通に考えればフルタイムで働ける社員を数名雇っているコンサルタントが使用しているノウハウをあなたが教えてもらっても意味のないことだと自分の頭で判断できないのだろうか?

「できると言われたから信じました。」と他力本願な人では、すぐに足元をすくわれてしまう。

そのノウハウが初心者のあなたが一人でもできて、同じ結果を出せるかどうか、自分のあたまで考えてから行動するようにしよう。

売れる商品ページが作れない

OEMの最も大きな問題はこの売れるページのデザインが作れないことにある。

商品が売れるためのデザインというのは業者に丸投げで作れると思っているなら大間違いだ。

もし、業者が売れるページを確実に作れるなら、業者は他人の商品のデザインなど作らずに自分で何でも売ればいい。

業者がそうしないのは、毎日多くの商品ページを作っているデザイン業者であっても売れるページというのはおいそれと作れない証拠なのだ。

売れるページとは魂の詰まったページのことで、きれいなデザインのことではない。

きれいなデザインであっても売れてないページは世の中にごまんと存在する。

売れるページを作るには、デザインの専門業者にあれこれ注文をつけられるくらい詳しくないと作れない。

その知識を得るには、徹底的に売れてるデザインを研究して、それを業者に伝えて修正を繰り返すことで可能になる。

しかし、世の中にはスポーツが得意な人もいれば、楽器が得意な人も存在する。

デザインを少し見ただけで、業者に意見を完璧に伝えられる人物は美術が得意な美大に通った経験があるような人物の場合だけだ

つまり、デザインの経験を積んでいない場合、売れるページの研究に膨大な時間を使う必要がある。

デザインに興味のない人物がこの時間を捻出すると、つまらなくて居眠りをしてしまう。

人間は興味のあることには集中力を発するがつまらないと脳が感じると、とたんに眠くなりやすい。

そのため初心者は売れるページのデザインを業者に丸投げしてしまうケースがあとを絶たない。

楽天の商品ページを最も美しく作成するデザイン業者の人が言っていたが、9割以上のお客さんが丸投げしてくるそうだ。

そして、完成したデザインにいっさい文句を言うことはないそうだ。

その程度の情熱しかないのなら、その商品が長く売れるづけることはできないし、そのようなノウハウを継続して数年間やる続けることも不可能に近いと心得よう。

その点、転売は商品ページをそのまま使えるケースが多く、既に売れてるデザインなら、なんの躊躇もなく販売を始めることができる。

商品ページ作成費用が高い

アマゾンOEMは商品ページをすべて自分で作成しなくてはならない。

また、商品ページというのは費用をかければかけるほどクオリティーが高くなりやすい。

では、他のライバルを出し抜き、そのジャンルである程度のランキング上位を目指せる商品ページと言うのは価格にしていくらなのだろうか?

答えは、平均10万円以上になる。

費用を抑え(クオリティも下がる)たとしてもOEMの場合は1商品で最低5万円は必要になるだろう。

つまり5商品を作るなら、ページ作成費用だけで25万円になる。

しかもそれで終わりというわけではない。

初心者が最初に作った商品ページがとてつもなく売れるペ―ジであることは殆どありえない。

売り続けることができる良いページというのは常に改良し続けている。

サボってしまえば、改良し続けている他の出品者に順位を追い越すことを許してしまう。

本当にそのカテゴリーで上位を維持し続けている商品ページの場合は、作ってから数ヶ月から長いと数年間ずっと改良に改良を重ねている。

つまり、最初にページ作成で支払った金額の分は、失うリスクとして存在することになる。

広告費が必要になる

AmazonOEMで勝つためには2つの方法が存在する。

1.大量にサクラレビューを入れる

2、ずっと広告費を使い続ける

この2つの方法は、ユーザーの求めている製品を開発できている状態で、その上、クオリティの高い商品ページ用意していたとしても必ず必要になる。

現在のAmazonは出品者が多すぎて、広告を使わないと自分の商品を検索の上位に表示することがほとんどできない。

そのため、ただ出品するだけでなく広告ありきで戦略を練る必要がる。

たとえ、広告を必要としない数少ないカテゴリーを見つけたとしても、ある程度のサクラレビューを入れないとちっとも売れ始めることができない。

大手のスクールなどは、サクラレビューを入れてもうらうために、「公園にいる主婦たちに声をかける」だとか、「大学に行って大学生を雇い芋づる式に友達を紹介してもらう方法」だとかを、大真面目に議論しているそうだ。

モラル的にサクラレビューを入れたくない場合は、必ず広告ありきでAmazon販売を考える必要がある。

つまり、販売する商品が増えれば増えるほど広告費が増えるし、商品開発や商品ページ作成以外にも広告の使い方をマスターするスキルの習得を要求される。

広告をマスターするために定期的にセミナーなどに通う必要が増えるので、時間と出費がヤフーショッピング以上に多く必要になる。

アカウント停止のリスクが高い

Amazonはヤフーショッピングや楽天に比べて、アカウント停止のリスクが極端に高いプラットフォームだ。

しかも、アカウント停止の条件は毎年のように厳しくなっている。

2020年現在は、新規のアカウントを作ったばかりのセラーに対して、売上で300万円を超えたら『真贋調査』なるものがやってくる。

これは、販売している商品が小売店から仕入れた転売商品でないかどうかを購入したレシートから仕入先の情報をすべて提出させられる。

その中で1つでも転売商品があれば、売上は数カ月間保留にされて、商品が偽物となれば売上は没収される。

これは過去ebayでも同じことがあったが、プラットフォームの成長期は出店者に対する審査も非常に甘いが出店者が急増した段階で質の悪い出店者を締め出す戦略だ。

つまり、Amazonの立場で言えば「もう十分に出店者は出揃った」というわけだ。

つまり、稼ぎ続けたいならAmazonの規約に完璧に忠実な奴隷出品者以外は追い出すぞ。という意味になる。

無能な上司に頭を下げたくない。と起業したのにAmazonにへりくだり稼がせてもらっている時点でサラリーマン人生と何も変わらない。

自分がAmazonにへりくだって生活しているかどうか判断する方法はAmazonにメールするときに「Amazon様」と「様」をつけているかどうかで判断できる。

もし、つけているならAmazonのご機嫌を壊さぬように生きているということなので、あなたは決して『自由』ではないだろう。

私はAmazon以外にもヤフーや楽天、情報ビジネスを初めて、Amazonに「様」をつけることを一切しなくなった。

そして、Amazonの理不尽な要求にはNOとハッキリ言えるようになった。

なぜなら、たった1つのプラットフォームの売上がなくなったところで痛くも痒くもないからだ。

本物の『自由』とは、誰かに依存していることでは決して到達できない。

つまり、そのようなリスクのあるプラットフォームで自分のビジネス(生活)を組み立てようとすること自体がビジネスとして正しい戦略を取れていない証拠だし、例えいくらかのお金が儲かったとしても心の平穏とはほど遠い生活しか待っていない。

商標登録10万円も必要になる

商標登録とは自分のネーミングに対する法律的な権利のことだ。

弁理士にお願いすれば1ネーミング10万円程度で受け持ってくれる。自分でやれば3万円程度で可能だが手間と時間がかかる上に手続きも面倒だ。

楽天やヤフーショッピングにはアマゾンと違い「相乗り」出品というシステムが存在しないので、この商標登録というものはAmazon販売だけで必要になるものだ。

ビジネスの初心者が10万円を負担するのも経済的に辛い部分がある。

売れる製品が開発できない

そもそも売れる商品の開発方法とはどんなものだろうか。

簡単に言うと、既に売れてる商品の悪いレビューを見て、製品を改善したものだ。

「ほう、そうやってやるのか、それなら僕にもできそうだ!」

と感じただろうか?

このような簡単に聞こえる言葉を真に受けて、AmazonOEMに参入する人があとを絶たないし、悪徳AmazonOEMコンサルタントはいつまで立っても根絶やしにすることができないのだ。

そんなあなたにはまずこの言葉を送りたい。

「言うは易く、行うは難し」だ。

まず、既存の売れてる製品の悪いレビューを改善すればいいだけなら、どうして既存の商品の出品者はその商品を改良しないか、一度でも考えたことがあるだろうか?

答えは、その販売価格で利益を得るためには、そこまでしかクオリティーを上げられないからだ。

もし、それ以上クオリティをあげようとすれば、とても現在の販売価格ではお客に提供できないというわけだ。

仕入原価を上げれば確かに今よりも良い製品を作ることができるかも知れない。

しかし、その分販売価格を上げる必要がある。

もし、あなたがAmazonで売れている人気商品の悪いレビューを箇条書きにして工場に持ち込んだとしても、工場はこのように言うかも知れない。

「あなたが持ち込んできたこの製品は素晴らしい出来だ。この価格でこのクオリティーなら我々の業界から見ても上出来だと思う。もし、この製品を超えるものを、あなたの望む金額で作ってほしいなら最低でも2000個を発注してくれないと我々は作りたいと思えない。いや、2000個でも無理かもしれない。いま工場長に確認してみるから明日もう一度来てくれ。」

これは、OEMの現場ではよくあるシーンだ。

先程も言ったが、初心者がいきなり売れるかわからない商品を2000個も発注するなんて、気合でどうにかなるものではない。

いや、してはいけないのだ。

初心者は売れなかったときのことを考え、最初はリスクを取らずに始めなくてはいけない。

1つから購入できる転売からスタートしないとビジネスをマスターする前に軍資金が尽きてなくなってしまう。

そして、ロット数を気合で乗り切ったところで、今度は売れる商品ページ作成の壁が待ち構えている。

PCの前に張り付いているような人でないと成功できない

現在、AmazonOEMで生計を立てている人物に会ってみると必ず「誰よりも努力しています。」とか、「ずっとPCの前に張り付いています。」とかそのようなたぐいの発言が見て取れる。

つまり、AmazonOEMはそのようなプロゲーマーレベルの人たちが戦いを繰り広げている戦場だということをしっかりと理解しておこう。

現在のAmazonOEMで優秀な成績を収める人はほとんどPCの前に張り付いているような人である場合が多い。

それで、本当に『自由』と言えるのだろうか。

簡単でない

そう、一言で言えば、この言葉につきる。

現在のAmazonOEMは「簡単ではない」のだ。

誰かが簡単にできるように伝えていて、それを信じてしまう気持ちはわかる。しかし、私が始めた2013年なら本当に誰でもできた。

2014年の中国輸入グループの忘年会の名前は「月商1000万の船出」などという船上パーティーが繰り広げられていた。

そこでは、誰もが輝かしい実績を誇示しており、誰もかれもその業界に現時点で加われていることに目を輝かしていた。

そう、あの事件が起きるまでは。

2014年の半ば、Amazonは管理画面を中国語に変換できるようにしてしまった。中国人を日本の市場に招待したのだ。

その後中国人セラーが自ら中国製品をAmazonで販売したので、価格で勝てない日本人セラーは工夫したOEM商品を出品しないと生き残りができない状態になったのだ。

そして、2017年にはもう普通にOEMをやっただけでは中国人セラーに対して手も足も出ない状態になってしまった。

『月商1000万の船出』と銘打っていた中国輸入グループの忘年会のネーミングが2016年には『生き残ろう』に変わっていたのはいまでは懐かしい思いでだ。

中国輸入の商品ページ作成に特化した業者であるバーチャルインのトップページにもそれがハッキリと記されているので、他人の言葉だけでなく、このような客観的角度から物事を判断し、常に最新のアマゾンの現状を自分の頭で判断するようにしよう。

バーチャルイン ←ホームページ

また、他にもある。

次の画像は中国輸入で歴史の長い代行会社桜トレードのYoutube動画の一部分だ。

中国輸入代行会社の代表がアマゾンOEMは顧客のリピート仕入れにつながらないので他の場所で仕入れることをオススメする動画を公開した。

実際にはヤフーショッピングと楽天は厳しい審査があり日本に住所を持たない中国セラーが出店できないので利益を上げやすい。

だが、猫も杓子も桜トレードの代行会社もなぜかアマゾンで販売することを前提に話を進めているのが不思議なのだが、とにかく中国商品のアマゾンOEMの現状が中国輸入代行会社の代表本人の口から聞けたことで、あなたも客観的に現状を理解できたはずだ。

つまり、アマゾンOEMを勧めてくる人物には今後は注意しておくべきだろう。

ましてや、金を持っていることを安易に見せびらかしてくる20代〜30代の若いギラギラした人物には決して近づかないほうがいいだろう。

そのパターンがあとで最も泣きを見ることになるのはいつの時代になっても変わらないのだから。

主婦では成功できない

またAmazonOEMを成功させることができる人の特徴として、最初から能力の高そうな人物がいる。

SMAP5人を並べてみると、草なぎ君や稲垣くんよりも、森くんやキムタクみたいな顔つきの人物だ。

そのような人はたいてい若くてガッツもあるので、ゲームを制することができる場合がある。

しかし、割合的に見ても、クラスに一人いるかいないかだ。

サッカー部のエースみたいな人物である。

主婦が副業で挑戦するには明らかに無理ゲーである。

初心者がスキルを磨くには難しすぎる

もし、物販ビジネスがスポーツだと考えてみたらどうだろうか?

実際、私はずっと物販ビジネスをやってきたがスポーツと何も変わらない。ブログも同じだ。

私がブログを初めて書き始めた頃は、文章の書きかたもいまよりも圧倒的に劣っていた。

しかし、ずっと書いていると、段々と上達してくる。

ビジネスもスポーツや習い事とまったく同じだ。

ずは、初心者としてスタートする。そして、ある程度上達したら中級者コースに挑戦して、時間とともに上級者になるのがもっとも良い方法なのだ。

しかし、現在のAmazonOEMは初心者が練習するにはハードルが高すぎる場所になっている。

マリオカートで言えばいきなりレインボーコースからスタートするのと変わりがない。

マリオカートなら落ちてもジュゲムが釣り糸で引き上げてくれるが、ビジネスの場合は大切な貯金を失ってしまうのだ。

中国人セラーが多く存在する

ハッキリ言おう、AmazonOEMがどうしてこのようなハイレベルの場所になってしまったのかというと、中国人セラーが自分たちで中国商品を販売していることが最も大きな理由になる。

当然だ。中国製品を日本人が販売して自分たちの給料の何倍もの金を稼いでいることがわかったら、それを日本人に卸さないで自分たちで販売したほうが儲けは大きい。

我々日本人が逆の立場であっても同じことをするだろう。

さらに中国人セラーたちは、日本にいる他の中国人達に声をかけ、サクラレビューを大量に入れてくる。

日本で仕事を欲っしている中国人は、我々日本人の10倍以上いると思っておいたほうがいいだろう。

それだけでも恐ろしいのに、さらに目をつけられれば大量に悪いレビューをあなたの製品に入れてきたりもする。

現に、私は2016年に中国人に大量に悪いレビューを入れられて、売上が5分の1まで減ってしまった。

その時、入れられた悪いレビューは数えた時点で60を超えていた。

もちろん、Amazonに何度も掛け合ったが、数個のレビューを消してくれるだけで、その後はほとんど何もしてくれなかった。

しかし、AmazonOEMコンサルタントはこう言うだろう。

「中国人セラー強くありません。むしろ、雑魚です。」と、

そのような言葉を簡単に信用してはいけない。

彼らはそのように言わないと自分のお客がとれないから言っているのだ。

本当に彼らはAmazonで中国製品を販売して、価格やテクニックと商品ページと製品のクオリティーで勝つ方法を知っているのだろうか?

答えは「否」である。

なぜ、私がそのように断言できるのかというと、

「それがこの業界の常識だから」だ。

常識とはなにか?

それは、中国人セラーが強いと言われている事実のことだ。

この業界を調べていると必ず「中国人セラーは強い」や「中国人がサクラレビューを大量に入れて勝負にならない」などのコメントを、一度は聞いたことがあるだろう。

そして、私はその話が本当であると断言できる。

これを見てほしい↓

クローズアップ現代+『追跡!ネット通販 やらせレビュー』

これは2019年10月に放送されたNHKの特番だ。

内容は、日本のアマゾンは中国人達のヤラセレビューのよって、まったく信用できないプラットフォームになってしまったという内容だ。

これを見ても、AmazonOEMコンサルタントはどうして「中国人セラーなんて弱い」と答えるのか、少しでも自分の頭で考えたことがあるだろうか?

そもそも、あなた自身もこのようなプラットフォームでビジネスを始めるのが最も懸命な方法か疑問を持って考えたほうがいいだろう。

そして、この文章を見せてAmazonOEMコンサルタントに「この人が、このように言ってますが、どう思いますか?」と聞いても無駄だろう。

あの手この手で、あなたを煙にまき、口八丁で言いくるめてくるに違いない。

そういうことは、相手に聞いて「違うよ」と返事をもらい安心することではない。

自分で情報を集めてその材料をもとに判断するべきことなのだ。

もし、どうしてもAmazonOEMコンサルタントの言葉を信用したいのなら、そのときはハッキリと、「Amazonで中国製品を販売しているあなたのアカウントを見せてください!」と伝えればいいだろう。

それですべてが解決する。

ほとんどのAmazonOEMコンサルタントは使い古されたAmazonOEMを「中国人にビビるな!」と号令をかけて大量購入をさせ、自分だけは「イチ抜けた!」と、コンサルで儲けた資金を楽天やヤフーショッピングで日本製の健康食品サプリメントや化粧品などを開発する資金にまわしているケースが圧倒的に多いからだ。

物販の初心者はAmazonOEMからスタートした場合、確実に資金状況がきつくなる。

AmazonであろうとなかろうといきなりOEMからスタートするのは、泳ぎ方を知らない人がいきなり水に飛び込むのと同じことなのだ。

売れてもファンが作れない

Amazonで月収100万、売上でいえば200万程度の商品を作り上げたところで、その商品がブランドになって多くの人に認知されたなんて一切考えてはいけない。

Amazonのユーザーはあなたのお店の商品を欲しがってるのではなく、Amazonで最も安くてレビューが良い商品を探しているだけだ。

AmazonOEMで商品を爆発的にヒットさせることができたとしても、それはAmazonだけで使えるノウハウであって、変わりゆくAmazonのシステムを永遠にフォローし続ける時間と勉強代金を引き換えにしてのことだということを肝に銘じておこう。

Amazonは同じような商品をユーザーが探しやすいシステムを採用している。「他の人はこのような商品も見ていますよ」というあれだ。

Amazonはお店のことはまったく考えず、ユーザ−ファーストですべてを決定している。

お客はあなたのブランドのファンになることはないし、そのようなビジネスで成功してもあとが苦しくなるだけだ。

「Amazonで店をやっています」と他人に話しても、楽天ほどの信用力は得られない。

コンサルタント本人は楽天をやっているケースが多い

よくあるパターンとして、AmazonOEMを教えているコンサルタント自身がそこまでAmazonに力を入れておらず、自分は楽天やヤフーショッピングをやっているパターンだ。

さらに達の悪いのが自分はAmazonOEMコンサルタントでコンサル生から得たお金で、日本製の化粧品やサプリメントをやっているケースがちらほら目につく。

このパターンを選んでいるコンサルタントの特徴として、コンサルタント自身はビジネスセンスがあるが、他人に本当に美味しい情報を出すことを極端に嫌がる性格である場合が多い。

その場合は、自分はもう力を入れていないノウハウを販売しているのが特徴だ。

楽天の実績とアマゾンの実績をごちゃまぜにして提示してくるケースもあるので惑わされないように注意しよう。

AmazonOEMは古いノウハウだ

残念だが、中国輸入アマゾンOEMはいまや誰でも知っている副業の方法になる。

理由は中国人セラーによって多くの日本人セラーは駆逐されていて、その駆逐されたセラーがセミナーを始めたのが原因だ。(またはアカウント停止)

その証拠に大手のAmazonOEMスクールでは選んだ商品が他の生徒とカブっているという理由で「選び直し」を何度も強要され、いつまで経っても商品にGOサインがでないので、コンサル期間のほとんどが商品の選び直しによって時間を奪われるという超非効率な状態になっている。

ひと月十万円を超えるコンサルフィーを払っているのに、商品選びを何度もやり直しを強要されるようなビジネスであることを理解しよう。

そして、AmazonOEMからスタートしようと思っている時点で、あなたのビジネスに対するリサーチも不十分だと言えるだろう。

ネットで情報を集めることなんて無料でできるのだから何が真実で何が嘘か自分の頭でハッキリと理解できるまでリサーチを続けよう。

2020年現在の物販ビジネスはどのような手法からスタートすればもっともリスクが少なく副業から始められ効率的に独立を目指せるのか、ビジネスの手法に対するリサーチをあなたももう少し続けたほうがいいだろう。

もし、間違った手法を選択してしまったら、ひとつき数十万円のお金と時間をドブに捨てることになる可能性がある方法だということを忘れないようにしよう。

初心者は転売から始めなければならない

AmazonOEMを勧めてくる人は必ず「転売からの脱却の重要性」を説いてくる。

しかし、転売が稼げないのはAmazonだけで、それ以外の楽天やヤフーではいまだに月商数千マン規模であっても、OEM商品を1つも持っていない会社やお店がごマンと存在する。

下に掲載したお店は、楽天とヤフーショッピングで販売しているが、OEMを一切使っていない中国商品の転売業者だ。それでも売上は年間10億近くある。

楽天ショップ ホビナビ

https://store.shopping.yahoo.co.jp/hobinavi/

そもそも、物販ビジネスをスポーツと考えた場合、転売から始めることは理にかなっていて、OEMから始めることのほうがレアなケースなのだ。

転売が通用しないのは、アマゾンだけだ。

まとめ

あなたがAmazonOEMをやる前にこの事実に気がついてくれるだろうか?間に合えばとても嬉しい。

今回の内容はアマゾンOEMを生業にしている業者からみたらいささか不都合な内容が含まれているかもしれないが私はビジネスを志す日本の若き同胞達の利益を守ることを決断したということを理解してもらいたい。

もちろん、あなたが私の話を嘘と決めつけ、金を見せびらかすビジネスコンサルタントに心酔するのを私は止めない。

見た目の派手さに引き寄せられて心酔してしまったあなたもあなたで未熟だったとというほかはない。

使い古された古典的な手法にいまだに引き寄せられてしまう人が後をたたないのは同じ日本人として情けなくて涙がでてくる。

そして、あなたはここに書かれていることが真実かどうか、自分自身で答えあわせをするべき時がきているのだ。

始める前にあなた自身もアマゾンOEMについて書かれている情報をもっと探すべきなのだ。

あなたが自由を手に入れるために動き出した以上、あなたが何を信じるかもすべて自由だ。

そして、自由の代償は責任だ。

責任とは自己責任のことだ。

いままでの会社では、どんなに大きなミスをしても全財産失うような責任を取ることはなかったはずだ。

しかし、これからは違う。

あなたは既に自分自身の人生について操縦桿を握っていることを忘れてはならない。

そして、人間はやりたいことをやって後悔するほうが良い人生なのだ。

さぁ、あなたは自分の判断力を証明するために、いますぐアマゾンOEMを始めてみるとよいだろう。

そして、半年が経過したら、もう一度ここに書いてある文章を読み返すといいだろう。

アマゾンOEMの落とし穴は、あなたの想像以上に深いのだから。

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