【広州仕入れ】アパレル、革製品問屋の場所!アテンドと歩く大冒険

あなたはいま、ビジネスで中国の広州に行き、どのような商品を仕入れることが出来るのか知りたいのではないだろうか?

 

また、広州の問屋街のどこを見て回れば良いのかを調べようとしているのではないだろうか?

 

今回は広州にバイヤーとして買付に行くための攻略法をお伝えする。

 

今回の記事に目を通すことで世界のバイヤーが広州でどのような視点で買付をしているかすべて理解することができるようになる。

 

 

世界を股にかける本物のバイヤーになるためにも、是非参考にしてほしい。

 

 

 

 

 

広州とは

 

まずはじめに広州とはどのような場所なのか簡単に説明する。

 

 

ウィキペディアには

 

『 広州市は香港の北西部にあたる地珠江のほとりにある広大な港湾都市で、人口は1,270万人、地下鉄、高速道路網が発達していて、一般に北京市、上海市と共に中国本土の三大都市の一つに数えられる』とあるが、

 

 

実際に行った感想を一言で表現すると大都会だ。

 

 

中国には北京、上海、西安、成都、昆明と内陸部も含めれば大都市は数多く存在する。

 

この全てに買付で出向いたが、その中でも上海と北京の次に高層ビルが立ち並ぶ大都会が広州になる。

 

 

もし、あなたが中国は日本よりも発展が遅れていて、日本がアジアの中で最も進んでいる先進国だと未だに考えているなら広州に到着した時点で脳天を銃弾でふっとばされた感覚に陥るだろう。

 

 

 

 

広州から東京に帰国するたび、毎回、モンゴルの大草原に帰ってきた感覚に陥ってしまうのは私だけではないはずだ。

 

 

それくらい大都会なのだが、伝えたいのはそれだけではない。

 

 

広州のもっとも魅力的な部分は東京で言えば新宿のような近代的な高層ビルが立ち並ぶ新しい町並みと、我々日本人が想像する一昔前の中国の町並みの両方の面影が混ざり合う神秘的な美しさだ。

 

 

まるで、新宿と浅草を織り交ぜたような町並みなのだ。

 

 

 

広州の近代的な町並み

 

 

 

 

 

広州の旧市街

 

 

 

 

カメラを片手に外に飛び出せば何時間歩いても歩き足りない。それが広州だ。

 

特に観光地の上下九路は近代的な町並みを裏通りに進むと、そこはまるでジブリの世界に足を踏み入れたようなノスタルジックな雰囲気の旧市街が存在する。

 

 

 

 

上下九路(旧市街)

 

(なにかわからないキャラクターの人形)

 

 

 

 

 

夜の上下九路

 

 

に歩いても、夕暮れに時に歩いても、夜に歩いても、例え雨が降りだそうとも、歩き足りないほどの異国の雰囲気がそこにあり、仕入れのためにこの地に訪れたことさえ忘れてしまう。

 

 

 

 

 

広州のご飯は美味しいの?

 

さて、気になる広州の食事情についてお話しよう。

 

 

日本人は異国の地に行くと必ず日本食を食べたくなる。

 

 

しかし、広州でそれはもったいない。

 

 

広州の料理がどれほど美味しいのか、それをいまからできるだけ分かりやすく説明する。

 

 

まず、中国には四川料理、広東料理、北京料理の3つが代表的に存在する。

 

 

その広東料理の中心地がまさに広州だ。

 

 

広州の料理がどのようなものかを理解できる面白いエピソードを紹介する。

 

 

この話を聞いてから広州に行くことで料理の美味しさが3倍に跳ね上がることを約束する。

 

 

 

 

 

 

一昔前、「中華一番」というアニメがあったのをご存知だろうか?

 

 

物語は四川で生まれた13歳の主人公マオが、中華一の料理人を目指す物語だ。

 

 

 

 

マオが四川省一の中国国営のレストラン『菊下楼』で働く権利を賭けて、料理勝負をする話から物語は始まる。

 

 

 

 

その戦いでは出された条件は、審査員のリー提督が昔食べたとされる『幻の麻婆豆腐』を再現することだった。

 

 

そして、戦いに負けた場合は『料理人としての資格』を永久剥奪されるという厳しい条件を突きつけられる。

 

 

 

 

リー提督の言う『幻の麻婆豆腐』を必死で考えるマオ。

 

 

 

 

 

 

そしてついに『菊下楼』で働く権利を賭けた審査のときが訪れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

料理勝負に勝利したマオだったが、未熟な部分を心配したリー提督は『菊下楼』の厨房に入る前に一つの条件を提示した。

 

 

 

 

 

 

の条件が「食の都、広州に行き料理を腕をさらに磨くこと」だったのだ。

 

 

 

 

 

 

広州で料理の腕を磨かなければ『菊下楼』の厨房には足を踏み入れることを許さない、というわけだ。

 

 

 

 

 

そして、広州一のレストラン『陽泉酒家』に到着したマオ。

 

 

 

 

 

しかし、故郷の四川と広州では料理人の腕のレベルがあまりにも違いすぎてマオは戸惑いを隠せなくなってしまう。

 

 

 

 

 

 

さて、この説明で広州料理がどれほど美味しいものか想像できたのではないだろうか?

 

 

 

四川省一の宮廷『菊下楼』の未来の料理長の腕を持ってしても食の都、広州ではまったく歯が立たないのだから。

 

 

 

そして、この話の続きは是非、あなた自身が現地で直接見つけてほしい。

 

 

 

 

広州のグルメ

 

 

さて、ここからはお待ちかねの広州のレストランの紹介になる。

 

中華一番で出てくる『陽泉酒家』のモデルのレストランは探せなかったが、わざわざ高級な料亭に出向かなくても広州は安くて美味しいものがそれこそ無限大に存在する。

 

実際にトリップアドバイザーで紹介されている上位の50くらいまでのほとんどのレストランで食事をしてみた。

 

その中で価格と広州の雰囲気と両方をバランス良く持ち合わせたおすすめのレストランを紹介する。

 

 

點都德(飲茶)

(現地の中国人にも観光客にも人気で常に賑わっている)

 

(これぞ広州の雰囲気)

 

 

點都德はチェーン店で広州の有名駅の至るところに存在する飲茶のお店だ。

 

高級店の広州酒家とほとんど味も変わらないが値段が圧倒的に安い。

 

WATANABEは広州に到着した最初の夜は必ずここに行くようにしている。

 

もちろん、打ち合わせやデートに使っても全く問題ない。

 

むしろ広州で誰かと食事を共にするなら確実に點都德を利用したほうがいいだろう。

 

料理は作り置きされていて、ひっきりなしに注文されているので、できたての料理をすぐに食べることができる。

 

どこもこれも美味しいがおすすめはメニューには【王冠のマーク】が書いてあるので中国語が読めなくても迷うことなく注文できるので安心してほしい。

 

中国人はテーブルにおききれないくらい最初に注文するのが一般的なので覚えておこう。

 

 

WATANABEが必ず注文する料理(飲茶ヤムチャ)

「サクサクの紅米腸(ホンミーチャン)」

 

(広州の醤油につけちゃってください。)

 

(プリプリの広州名物エビシュウマイ 日本人に大人気)

 

 

(炒めたピーナッツが絶妙なアクセントになってる熱々トロトロのお粥。テーブルの備え付けのラー油を垂らして食べると味が変わって2度美味しい)

 

 

(これが広州の餃子だ)

 

 

(う、うまい。ちっ、やるじゃねーか広州さんよ・・)

 

 

(広州小籠包。中のスープが超美味い。)

 

 

(鳩(ハト)は丸ごと出てくるのが広州流。首をもぎって足を真っ二つに引き裂き、ケツからかぶりつき、骨を口から「ペッ」と床に勢いよく吐き出すのが広州のテーブルマナーだそうだ!(知らんけど))

 

 

(チャーハンですか?ピラフですか?んなことはどうでもいい、とにかく美味い!)

 

 

(つい注文してしまう巨大な揚げパン【油條ヤウ・ティウ】こいつのせいで腹がいっぱいになり他のが食べれない。でも一番美味しいのは実はこれなのだ!)

 

 

(お腹いっぱいで残す肉まん。わかっているのに注文してしまう。)

 

(これが実際のメニューで王冠のマークが人気のメニューだ。)

 

お茶は何種類かあるが「菊の花のお茶」がもっともおすすめだ。

 

(もう、食べられないニャ。)

 

 

點都德

アクセス

中国 広州 越秀区惠福东路470号

営業時間8:00〜22:00

 

 

 

 

 

海底捞火锅(火鍋)


「広州の火鍋ならどこのお店でも美味いだろう」と思うだろうがそれは半分YESで半分NOだ。

 

確かに広州の街には至る場所に火鍋のお店が存在する。

 

そのどのお店に入っても「まずい」と思うことはほとんどない。

 

しかし、この海底捞火锅だけは別格だ。

 

この海底捞火锅は広州の主要な駅周辺には必ずあるチェーン店だ。

 

だからといって馬鹿にしてはいけない。

 

チェーン店と表現しているが基本的に中国では美味しいとされるお店は中国全土に展開するので決して珍しいことでない。

 

むしろ広州ではチェーン店であればあるほど味に信頼がおける。

 

この海底捞火锅は週末の夜にいけば1時間〜2時間待つこともありえる。

 

特におすすめなのが広州の繁華街の真ん中に位置する北京路にある海底捞火锅がいいだろう。

 

打ち合わせでもデートでももちろん使える。

 

味も他の火鍋のお店と比べても格段に美味しい。

 

値段は広州の火鍋にしては少しだけ高めの部類に入るが、それでも一人2000円程度でお腹いっぱい食べれるので安心してほしい。

 

 

 

少し騒がしいがオシャレで清潔感のある店内の様子

広州の野菜はとても新鮮で、どれを食べても全てが美味しい。

 

 

海底捞火锅(北京路店)

アクセス

中国 広州 越秀区中山四路395号黄金珠宝大厦5楼

 

 

 

 

 

 

银记肠粉店(腸粉&お粥)

 

 

もう一つ、どうしてもオススメしたいお店がある。

 

银记肠粉店は広州の至るところにあるチェーン店だ。

 

ここで私がオススメしなければ普通の観光客では絶対に入ることはないだろうという門構えになっている。

 

絶対に現地の人しか入らない、いわゆるローカルレストランというやつだ。

 

そして、ここで絶対食べてほしいのが「お粥」になる。

 

ここのお粥はWATANABEの人生で最も美味しかったお粥になる。

 

と言うよりも、ここでお粥を食べていなかったら日本でもお粥は食べていなかっただろう。

 

私の中ではお粥は風邪を引いた時に食べる病人食というイメージだったからだ。

 

しかし、あるとき広州の北京路(代表的な観光地)を歩いていたところ汚いお店の看板とは裏腹に人でごった返していたこのお店を見つけた。

 

 

 

お店を指さしてアテンドにこう言った。「おれ、あそこ入ってみたい。」

 

するとアテンドは「こんな汚いところでいいのですか?」と聞いてきた。

 

アテンドのその言葉を聞き終わる前に私はお店の中に入ってしまったのだ。

 

 

(観光客が入るような雰囲気じゃない店内の様子)

 

「ここは何のお店なのか?」と、尋ねると、アテンドはこう答えた。

 

「ここは腸粉(ちょうふん)のチェーン店です。」

 

 

(腸粉)

 

 

「チョーフン?なんだそれ?」と思ったその直後に、アテンドが店員に向かって注文した。

 

 

「腸粉を2つください。」

 

 

 

 

私はそれを遮って言った。

 

 

「待て、違う!そっちじゃない。俺が食べたいのはこっちだ!」

 

 

そして、指をさしたのがこれだった。↓

 

 

(お粥)

 

直感的そう思った。

 

 

いま思えば不思議なのだが、そのときはなぜかお店の名前にもなっている腸粉ではなく、こっちが正解だと直感的に分かることができたのだ。

 

 

言うなれば、エジプトからユダヤ人たちを引き連れて脱出してきたモーセがシナイ山で神から十戒を授かったときのように。

 

 

 

 

ムハンマドがメッカで瞑想中に大天使ガブリエルからアッラーの啓示を授かったときのように。

 

 

 

ブッダ(釈迦)が菩提樹の木の下で瞑想していたところ、突然悟りを開いたときのように。

 

 

 

とにかく、腸粉ではなく、ここは絶対お粥が正解だと私には判断することができたのだった。

 

そして、5分ほど待つと番号が呼ばれアテンドがブツブツ言いながらカウンターまで取りに出向いた。

 

「こんなの全然オシャレじゃないわ。お客さんと来るところじゃないわ。こんな汚いところ初めて入ったわ。プンプン」

 

 

(出てきたお粥とアテンドが何故かついでに買ってきたビニール袋に入った揚げパン※2元)

 

 

(実際に入った北京路の店内の写真。左手前のテーブルにWATANABEは座った)

 

 

中身の具は何が入っているのかアテンドに尋ねると、少しふくれた顔で「全部入れました。」とだけ答えた。

 

 

日本では食べることのないゲテモノや嫌いなものが入っていたら困るなと思ったが、そのときは残せばいいだろうと考え、勇気を出して運ばれてきたお粥を恐る恐る口に入れてみた。

 

 

 

 

 

 

(人生で最も美味しかったお粥のお店、今後これ以上のお粥は現れないと思う)

 

 

『粥』の文字が書いてある最も高い値段のメニューを指差せば、【究極のお粥&全部乗せ】が出てくるはずだ。

 

 

ビニール袋に入った揚げパン【油条2元】も忘れずにね。

 

 

银记肠粉店(惠福东路店)

アクセス

中国 広州 惠福东路519号

 

 

 

広州の問屋街について

 

さて、ここからはお待ちかねの仕入れ情報についてご説明する。

 

 

まず、問屋街を訪れたことのない人は『問屋街』と聞いてどのような場所を想像しているだろうか?

 

 

日本で言えば原宿の竹下通りがすべて問屋になったような場所だと想像しているだろうか?

 

 

広州の問屋をそのように考えるのは大きな間違いだ。

 

 

分かりやすく言うと大きなデパートがあって、その中のテナントのお店すべてが工場と直結している卸し問屋になっている。

 

 

そして、そのデパートが新宿から渋谷まで軒を連ねているのを想像してもらえば分かりやすいだろう。

 

 

また、そのような場所がいくつも点在しており、それが街を構成していると考えてほしい。

 

 

想像できるだろうか?

中に見えるお店すべてが問屋でOEMなどにも対応している

 

一見デパートのようにも見えるが、この中にあるお店はすべて工場直結の問屋なのだ。

 

 

またこのようなデパートのような建物が数え切れないほど存在してひとつの街を作り出しているのが、広州という都市なのだ。

 

 

広州ではいわゆる小売店はほとんど存在しない。

 

 

というよりも、どの小売店も実は問屋であって小売も個別にやっているというのが正しい表現だろう。

 

 

世界中を仕入れのために巡ってきたがここまで巨大な問屋が集合した都市は広州以外に見たことがない。

 

 

もし今後、世界のどこか一箇所でしか仕入れができないとして、どこを拠点にするか?と聞かれたら私は迷わず「広州」と答えるだろう。

 

 

この広州こそ、間違いなく世界一の問屋街と言えるのだ。

 

 

 

 

 

広州で何が仕入れられるのか?

 

広州では何でも揃う。

 

隣街はドローンや自動運転で有名な中国のシリコンバレーと呼ばれる深セン市が電車で1時間程度の距離に存在する。

 

深センとは中国全土の工場が集まる場所で、電子機器などはすべて深センとその横に隣接する(東莞)トンガン地区の工場で作られている。

 

 

 

つまり、深セン、広州、東莞(トンガン)の3つの地域があれば中国製品で仕入れられないものは存在しない。

 

そして、広州はその中でもアパレルに特化しており、特に革製品に関しては品質も大変素晴らしく世界中の有名ブランドのバッグなどの多くは広州の工場で生産されているのだ。

 

 

 

 

広州のアパレル事情

 

広州の工場は世界中のブランドが製品を製造しているのでファッションに関してはとても感度が高い。

 

我々日本人から見たら、上海のほうが都会で洗礼されているイメージがあるだろうが、それは大間違いだ。

 

私の感覚だと、中国で最もオシャレな女性が多く存在するのは間違いなく広州になる。

 

オシャレと言っても趣味志向は十人十色で、何がオシャレの定義なのかわからない人もいるだろう。

 

ここで言うオシャレとは、「トレンド」のことを指すと思っておいてほしい。

 

ファッションには必ずトレンドが存在する。

 

発祥はパリコレなどから始まり、それがグッチやシャネルなどのハイブランドが取り扱い、次にその下のブランドが取り扱う。

 

さらに質を落として値段を安くしたところで、東京渋谷の109などに降りてくるのだ。

 

そのような世界的トレンドを私はオシャレと表現している。

 

決して、自分好みに感覚的にオシャレと言っているわけではないし、日本の原宿のゴスロリファッションのような特殊な服装を表現しているのではない。

 

伝えたいのはトレンドを取り入れた着こなしのバランスがとても上手だという意味だ。

 

 

中国に沿岸部の都市は決してファッション後進国ではない。

 

そして、アパレルの都広州では女性は常にトレンドを意識した服を身にまとっている。

 

日本人の場合は大人になるにつれ、ファッションに無頓着になり身なりもスーツ以外はどんどんだらしなくなって行く傾向がある。

 

広州に買い付けに来ている日本人バイヤーは残念だが「これから競馬場にでも行くのですか?」というような服装の人も多い。

 

広州は男女ともにおしゃれな人が多いのだが、圧倒的に女性のほうがトレンドに敏感で男性は中国全体に言えることだが、まだメンズファッションの着こなしを学ぶ機会が少ないように思える。

 

一昔前は、広州のメンズファッションで最も上手に着こなしているのはあくまでもショップの店員さんくらいだったが、年々オシャレに敏感な男性が増加しているのが印象的だ。

 

つまり、広州で仕入れられるアパレルはトレンドな服からマニアックなものまですべて揃う。

 

決して、中国人だから日本人向けの商品を売っていないというわけではない、むしろ世界中のファッションが揃っているといえるだろう。

 

つまり、広州でどのようなアパレルを仕入れるかはすべてあなたのセンスで決まるのだ。

 

 

 

 

広州で狙い目な3つの商品とは

 

ここでは広州仕入れで必ずチェックしたほうがいい代表的な商品カテゴリーを3つ紹介する。この3つのカテゴリーは必ず抑えておくと良いだろう。

 

 

アパレル

広州におとずれるアパレルバイヤーはどのような動きをしているか説明する。

 

 

広州に買い付けにくるバイヤーでもっとも代表的なのが中東やアフリカからくるバイヤーだ。

 

 

アフリカや中等からくるバイヤーの代表的な買付方法は広州の工場で余ったセール品の婦人服を目利きだけで選んで自国に持ち帰り販売する方法がもっとも主流になる。

 

(三元理は中東、アフリカからのバイヤーも多く、広州の中でも治安が悪い場所とされている。※スリも多い)

 

その方法のメリットは目利きができるならとても安く婦人服が仕入れられることにある。

 

 

しかし、デメリットとして、同じものが継続的に仕入れられないことだ。

 

 

もし、あなたがネットで物を売るつもりなら同じものが仕入れられなければ毎回写真などを撮影しなくてはいけなくなり、それはビジネスとしては手間がかかり非効率だろう。

 

 

できれば継続的に仕入れが可能な商品を選ぶようにしよう。

 

 

広州はそもそも問屋街なので日本人から見たら全ての製品が安いので、わざわざセール品の婦人服を狙う必要はない。

 

 

問屋に置いてあるお店の定番商品から選ぶようにするとビジネス的には効率的だ。

 

 

(このような店頭にセール品の大量のレディースアパレルが並んでいるが在庫がなくなってしまえば同じものは二度と仕入れられない。)

 

 

 

また、広州の三元里に行くとオシャレなカフェで女性たちがバッグなどを片手にポーズを決めてスマホで写真を取っている光景をよく見かけることになるだろう。

 

 

 

(広州のカフェではバイヤー自らモデルとなりその場で商品を撮影してる)

 

 

あれは近くの問屋から借りてきたサンプルをその場で撮影してタオバオに出品し、売れたら購入して発送しているそうだ。

 

つまり、行動力のある広州のバイヤーは無在庫転売で大金を掴んでいるのである。

 

 

 

革製品

 

広州と言えば代表的なのがカバンやバッグというような革製品になる。

 

広州の『三元里(さんげんり)』という駅は世界中の革製品バイヤー御用達の街だ。

 

 

 

この三元里、駅1つが巨大な革製品の問屋街で大きな日本のデパートのような建物の中は入っているテナントのすべてのお店が財布の問屋だったりするから驚きだ。

 

また、もう一つ横の大きな建物群は革の生地の問屋だけで構成されていたりもする。

 

そして、その巨大な問屋街デパートが街の至るところにいくつも点在しているのが三元理という駅がある街なのだ。

 

そして、この三元里は革製品だけでなくスーツケースなどの問屋街も多く存在する。

 

 

街中にスーツケースが溢れかえっているので最初に訪れたときに規模の大きさに肝を潰すかも知れない。

 

また、革製品の建物から建物の間にパッケージ屋が軒を連ねる場所も多く存在する。

 

購入した財布のパッケージもすぐ隣でピッタリの寸歩のケースを作ることも容易い。

 

行けば分かるが、この街を拠点とすれば、革製品の仕入れやスーツケースに仕入れで商品に困るようなことはない。

 

常に店頭に並ぶ最新のトレンドのバッグや革製品を撮影し、売れたら発送するという無在庫販売ができるバイヤーにとっては夢のような街なのだ。

 

 

 

 

サングラスやアイウエア

 

もう一つ、広州でオススメしたいのがサングラスや老眼鏡、メガネなどのアイウェアだ。

 

広州にはメガネやサングラスなどの問屋が数多く存在する。

 

例えば、いま流行りのブルーライトカットメガネなどは200円〜500円程度で仕入れることができる。

 

しかも、ブルーライトのカット率を上げるOEMは100円程度上乗せすればいくらでも上げてくれる。

 

そもそも展示してあるレディースのサングラスなどは品質も良い上に値段も安い。

 

(広州眼鏡城、サングラス、ブルーライトカットメガネ、スポーツサングラスや老眼鏡などのアイウェアの代表的な問屋街)

 

 

 

サングラスと言っても安くて悪いものから高くて良いものが存在する。

 

同行している通訳のアテンドに「品質の良いモノ」を探していると伝えると、高確率で5000円以上のお店に連れて行かれる。

 

その場合はこう伝えよう

 

「安すぎるものは品質が悪い。高いものは品質が良いが値段が高すぎる。私の探しているものはその中間の商品だ。」

 

そのように伝えると高確率で「そんなものありません」と言われるだろう。

 

しかし、広州には探せば目当ての商品は必ずある。

 

これはアテンドの知識が浅いのが原因だ。

 

このような場合、アテンドの知識を信用するのではなく、あなたの最後まで探し回るガッツが物を言うだろう。

 

もし、アテンドが何も知らなくても責めてはいけない。

 

あなたの欲しい物はあなたの努力で見つけるべきなのだ。

 

アテンドはあくまでの日本語と中国語の通訳であって、あなたの求めるものを完璧に理解はしていない。

 

アテンドは通訳であって仕入れのプロではない。

 

仕入れのプロはあなた本人であって、アテンドはあくまでのあなたのフォロー役に過ぎないのだ。

 

(メガネ専門店が100件以上入った建物で、その外にもメガネ問屋が軒を連ねる)

 

 

 

 

広州 問屋街の場所

 

広州は街全体が問屋街で構成されているのだが、その中でも代表的な場所というのが存在する。

 

もし、3泊4日程度しか休みが取れないならこの代表的な場所で商品を探すことになるだろう。

 

地図を用意した。

 

念の為、現地に行く前に印刷するかスクリーンショットをとっておくようにしよう。

 

 

理由は以下の3つからだ。

 

・効率よく市場巡りができる

・GoogleMapが使えない中国でも地図が観れる

・商品ジャンルごとにわかるタクシーの運転手に見せて目的地に到着できる

 

 

 

 

1・白雲空港

2・三元里(さんげんり) 皮市場

3・站西(ざんしー)ファッション卸市場

4・十三行(じゅうさんぎょう)激安ファッション 家電 電子卸

5・一徳路(いっとくろ) 万菱広場(わんりんひろば)雑貨 おもちゃ アクセサリー

6・盛贤摄影器材城(もりけんせつえいきざいじょう)カメラ カメラ用品 電子部品

7・永福路(えいふくろ) 自動車用品 パーツ

8・.广州东站(こうしゅうひがしえき)

9・広州交易会(こうしゅうこうえきかい)展示会場

 

 

 

 

広州空港からホテルの移動について

(広州白雲空港はとても近代的で中にはレストランがあり高級飲茶の広州酒家もある)

 

空港を降りたら移動手段は電車かタクシーが便利だ。

 

タクシーは出口を出てすぐにある。

 

ただし、白タクの勧誘が多いので気をつけよう。

 

電車は慣れるまでは、ややこしいので乗り方を記載しておく。

 

 

地下鉄MAP

 

 

 

 

地下鉄の乗り方

 

 

 

 

 

 

広州交易会について

(毎年2回、世界中のバイヤーが一同に集結する広州交易会)

 

広州交易会をご存知だろうか?

 

中国でもっとも大きなアパレルや雑貨の展示会のことだ。

 

これは毎年2回、春と、秋に開催される。

 

この広州交易会のやっかいなところは期間を1ヶ月と長く取ることだ。

 

つまり、一回の開催を3回にわけて長期で開催するのだ。

 

そのため、全部見たい場合は長期滞在か一度日本の帰国することになる。

 

しかし、それを差し引いてもとても面白い展示会なのでバイヤーを志すものなら、一度は必ず行ってみよう。

 

(世界中のバイヤーが集まる広州交易会)

 

 

広州交易会に出店する工場は工場の建物や内部の写真を展示している場合も多く、品質も広州の問屋街では見つけられなかったような良いものにであえるケースが多い。

 

そして、広州交易会に出店している工場が次回も同じように出店するとは限らない。

 

 

つまり、あなたが出会えた品質がよく値段も良心的な工場は、あなただけが知っているお宝の仕入れ場所になる確率が高いということだ。

 

 

広州交易会はバイヤーなら必ず一度は行くべき展示会になる。

 

 

広州交易会の時期はホテルも取りづらくなるので1ヶ月前には予約しておくようにしよう。

 

 

もし、目当てのホテルが取れなくてもairbnbなら開いてる場合が多いので安心してほしい。

 

 

(売れるかどうかは、すべて自分の目利きしだい)

 

 

 

広州仕入れでおすすめホテル

 

WATANABEが宿泊してきたなかで、おすすめのホテルを予算別にご紹介する。

 

記載の予算は通常期で広州交易会期間中は、1.5〜2倍に値上げとなることが多い。

 

交易会の直前は空室も無くなりやすいので1ヶ月前の予約をお勧めする。

 

 

 

広州ホテル(広州賓館)

 

エリア 越秀区「海珠広場」(地下鉄2号線・6号線「海珠広場」駅に直結)

予算 5,000〜6,000円/泊・室(2名まで同料金)

ラグジュアリー度 ★★★☆☆

オススメ度 ★★★★★

仕入れの交通便利度 ★★★★★

 

 

外国人バイヤーの宿泊者も多い老舗ホテル。

 

建物は古いが、管理は行き届いており清潔。(バスタブあり。)

 

朝食は、ホテル最上階26階でお粥、蒸しパンなど軽食バイキング。

 

チェックイン時に伝えると無料でクーポンがもらえる。

 

また、周囲にはお粥屋、パン屋、サブウェイなどもあり、手軽に朝食もとれるので心配ない。

 

直結している地下鉄「海珠広場」は乗換駅で、アパレルの広州駅(2号線「広州駅」)にも、アパレル早朝マーケットの十三行(6号線「一徳路駅」)にも、乗り換え無しで行け便利。

 

雑貨卸問屋街で有名な「万菱広場」は徒歩10分にある。

 

深夜まで賑やかな繁華街「北京路歩行街」も徒歩5分程度。

 

広州交易会の会場までは地下鉄で30分程度。ホテル宿泊者限定の無料シャトルバスもあり。

 

香港と広州を結ぶ高速バスの発着点になる。

 

広州ホテルの予約はこちら(Agoda.comは、日本語で予約できる最安値保証サイトになる)

 

 

 

 

 

リドホテル(麗都大酒店)

 

エリア 越秀区「北京路歩行街」(地下鉄6号線「北京路」駅 徒歩3分)

予算 4,500〜6,000円/泊・室(2名まで同料金)

ラグジュアリー度 ★★★☆☆

オススメ度 ★★★★★

仕入れの交通便利度 ★★★★☆

 

 

広州随一の繁華街「北京路歩行街」の入り口にあるホテル。建物は古いが周辺環境よし。

 

周囲のレストラン、コンビニ(セブンイレブンなど)は夜遅くまで営業していて便利。

 

ホテル内に日本料理店、サイゼリア、足マッサージ店など施設が充実している。

 

朝食は30階のレストランで軽食バイキング。チェックイン時に申し込むと1人38元。

 

繁華街なので、外でとっても良い。

 

 

 

北京路歩行街には、気軽に入れるファミレス的な店も多く、片言の英語でも大丈夫。

 

徒歩3分の地下鉄「北京路駅」からアパレルの広州駅へは乗換1回・所要15分、

 

アパレル早朝マーケットの十三行(6号線「一徳路駅」)には乗り換え無しで5分程度。

 

雑貨卸問屋街で有名な「万菱広場」は徒歩15分になる

 

 

リドホテルの予約はこちら(Agoda.com)

 

 

 

 

 

 

ホテルランドマーク・カントン(華厦大酒店)

 

エリア 越秀区「海珠広場」(地下鉄2号線・6号線「海珠広場」駅に直結)

予算 9,000〜10,000円/泊・室(2名まで同料金)

ラグジュアリー度 ★★★★★

オススメ度 ★★★★☆ (宿泊費が高い)

仕入れの交通便利度 ★★★★★