中国輸入

中国輸入転売やり方、始め方!【中国仕入れ 2018年版】

WATANABE

名前:WATANABE 世界各地を足でまわり個人で輸入業を始めネット通販を開始。その後、独学でオリジナル商品を作りを勉強し、フリーランスのコンサルタントとして活動を開始。

あなたは今、「中国輸入」を始めようとしているけれど、どうのように始めればよいのか分からなくて悩んではいないだろうか?

また、中国輸入を知りたいけれど、沢山のネットの情報を取捨選択できずに、混乱してしまっていないだろうか?

 

今回は、初心者が中国輸入を始めるための最も簡単な方法をお伝えする。

 

先に結論をお伝えしておくと、最もオススメなスタート方法はヤフーショッピングを使った方法になる。

 

いまから、中国輸入歴8年を超えるWATANABEが中国輸入転売の始め方を初心者に分かりやすく説明するので、

是非、参考にしてほしい。

 

転売とは

転売とは「安く購入して高く売る」商売のひとつの手法になる。

 

ネットではコンサートのチケットを買い占めて値段を釣り上げてから高く売ることで、販売者やファンに迷惑をかけている人のことを「転売ヤー」と呼び揶揄している。

 

しかし、世の中のほとんどの商売は「安く仕入れて高く売る」方法を採用しており、安く仕入れて高く販売することは商売の基本ではあるのだが、チケット転売など、誰かが迷惑をこうむることはモラル的にもよくないとされているので覚えておこう。

 

輸入転売とは

商売の基本はすべて「安く仕入れて、高く売ること」につきる。

 

安く仕入れをする方法は二通りあって、ひとつは安く購入できるところを探すか、もう一つは安く作るかの2択になる。

 

安く買う方法については、もちろん日本の中だけでも価格差がある商品は沢山存在するが、

これが海外にまで視野を広げると種類も数もグッと多くなる。

 

ビジネスの初心者は最初は安く購入できる場所を探すことに専念して、自身のビジネスレベルが上がるにつれて安く作る方に挑戦するのが一般的な流れだ。

 

中国輸入転売とは

中国輸入転売とは文字通り中国から仕入れて日本で販売する方法のことになる。

 

中国は人件費が日本よりも安いので日本と比べて安い商品がゴロゴロある。

 

その差額を狙って利益を上げる方法を中国輸入転売という。

 

輸入転売の代表的な方法に欧米から仕入れる方法もあるが、欧米商品は高級なブランド物を扱うことが多くなるので、仕入れに必要な費用も高くなりやすい傾向がある。

仕入れる商品の単価が高くなれば、一回当たりの取引で獲得できる金額は多くなる。

 

しかし、皆が同じように考えるので欧米輸入で価格差のある商品を見つけるのは現在は少し難しいだろう。

また、単価が高いと失敗したときに損失も大きく、そのことで初心者が始めるのに心理的なハードルが高いというデメリットが存在する。

 

しかし、中国輸入転売は仕入れの値段が安いので初心者にとっても売れ残ったときに金額が少なく、心理的ハードルも低いとてもオススメな仕入れ方法になる。

だが、取り扱う商品の品質に関しては欧米ブランドと比べると著しく悪くなってしまう。

 

中国輸入転売のメリット

中国輸入転売の最大のメリットは仕入れ単価が安いことだ。安いと何が良いのかというと「ビジネスを始めやすい」という、ひとことにつきる。

 

大きな段ボールいっぱいに商品を購入しても、1万円や2万円で済む場合も多く、初心者が最も不安に感じる損失についての心理的不安が少なくすむ。

 

また、個人的には沢山の商品を扱うことができる点も魅力的だ。値段が安いのでいろんな商品の販売にチャレンジできる。

 

例えば、ラーメン屋を始めれば、初期投資に1000万円かかると言われている。初期費用を大きく使ってしまうと、途中に、「やっぱり違うかも」と感じても、簡単にやめるわけにはいかない。

 

だが中国輸入なら商品が安いので扱う商品を変更できる。自分が面白いと感じる商品に巡りあうまで、扱う商品を何度でも変更できる点も魅力的だ。

 

また、利益率が高いのも中国輸入の大きな魅力だ。仕入れ価格が安く、300円で仕入れたものが、2000円で売れたりする。

 

中国輸入は月商や年商などの「売り上げ」の数字は低い傾向になるが、利益率が高いので利益額が大きい。例えば、月商500万円であったとしても利益が300万円もある。ということも十分あり得るのだ。

 

中国輸入転売のデメリット

中国輸入のデメリットは一個当たりの利益額が少ないことだ。一個当たりの利益額が少ないので、大きく儲けるためには多く売らないといけない。

 

1個売って500円の利益なら、100個販売して、やっと5万円になる計算だ。

 

いままでは数百円の利益のために時間と梱包の手間をかけてまでやりたいと考える人は少なかった。だが、後述するのAmazonFBAのおかげで面倒な配送もカスタマーサポートもすべて自動化することができるのだ。

 

中国輸入開始方法

中国輸入を始めるときに最初にやることは販売場所の確保になる。販売場所を決めることによって、ようやく次の販売場所に適した商品リサーチする作業に移ることが可能になる。

 

もし、あなたが、人生で初めて物販に挑戦する状態であるなら、最初の選択肢としてAmazonが最もおすすめの販売場所になる。

 

理由は配送とカスタマーサポートをすべてAmazonがやってくれるシステムになっているからだ。

 

だが、中級者以上で物販経験が2年以上ある場合は、楽天、Yahoo!ショッピング、Amazon、Qoo10の4つになる。

 

楽天は販売力が大きく試される場所なので、物販経験が最低でも1年は欲しいところだ。

 

商品リサーチ

販売場所が決まったら、次に必要な作業は商品リサーチになる。

 

もし、あなたがある程度物販を経験していて、OEM販売に取り掛かりたいなら、こちらの記事で詳しく解説しているので、一度目を通しておくことにしよう。

【必見】中国輸入ビジネスで成功するための15のリサーチ方法!

続きを見る

 

商品リサーチの方法は沢山あるのだが、ここからは代表的な方法を紹介する。

 

売りたいものを売る

売りたいものを売るということは、既に販売する商品が決まっているということをいう。例えば、既にペット服のお店をやりたいなど、どの分野に参入するか決まっている場合は、次はその狙った商品を探すか作ることが目的になるのだが、その前に少しだけこの話に耳を傾けてほしい。

 

例えば、あなたが動物が好きだからと「ペット服を扱うお店を作りたい」と考えたとする。だが、現在のAmazonではペット服はあまり販売に適していない商品なのをご存じだろうか?

 

Amazonでは既に多くのペット服が販売されているが、値下げ競争が苛烈で、さらに求めている人の数が多くないので、販売価格を下げても売れないのが現状なのだ。

上の画像はAmazonのペット服のランキングだが、販売価格も安く、とても利益がだせる状態ではない。

 

もし、あなたの売る予定の商品が、あなたの売ろうとしている販売場所で、このような状態になってしまっていたとしたら、知らずに販売を開始してしまうと損失を出してしまうことになる。

 

もし売りたい商品が決まっているなら、仕入れるをする前に、販売する予定の場所ではどのようなデザインが人気で、カラーは何色が売れているのか、しっかりと調べるようにしよう。

 

このようにお客が欲しがっているものを調べることをビジネスの世界では「マーケティング」と言う。マーケティングとは「売れるものは何なのか?」ということを突き詰める行動のことを言うのだ。

 

売りたいものを売ることの一番のメリットがあるとすれば、それは世の中にあるスーパーブランドは「売るたいから売る」という作り手の情熱から誕生しているという点だ。あなたが、いつか一流のブランドを作りたいと考えているなら、その情熱は役にたつ。

 

そのような商品が見つかれば、あとは物販の最終着地点であるブランディングをしていくだけだ。

 

これから売れるものを売る

もし、あなたが物販の上級者ならこの方法が一番効率が良い。流行の最先端を調べて、先に仕掛ける側になる方法だ。

 

アパレルなどでこれから流行る商品を探すなら、雑誌やパリコレをチェックしたり、Googleトレンドというツールで、これから流行る商品の検索数を確認することができる。

 

Googleトレンド

https://trends.google.co.jp/trends

例えば、これはGoogleトレンドで「マツエク」と検索した場合のグラフだ。

 

2012年3月以降から急激に伸びている。このようなツールを使うことにより、自分がこれから扱おうとしている商品を求めている人のニーズをあらかじめ知ることができる。

 

余談になるが、実は商売で失敗するパターンのほとんどが自分の売りたい商品を売ったことで引き起こされている」と言われている。

 

自分の売りたい商品が販売しようとしている場所で、求められているなら問題はないが、自分勝手な先入観から突き進んでしまうと、あとあと痛い目にあってしまう。

 

自分が好きなものなら他人も好きなはずだ。と考えるのは悪いことではないが、本当にそうなのか、しっかりと確認するようにしよう。

 

「人が求めているものを売る」というスタンスは商売の上級者になっても変わらない王道の方法となる。

 

もし、扱いたい商品とお客が求めているものが違った場合の解決策は、自分が扱っても良いと考えているものと売れる商品の中間の商品を扱うことにすると良いだろう。

 

その具体的な方法なのだが、楽天キーワードランキングで999位以内のキーワードから、自分が扱っても良いと考える商品ジャンルを選んで、落としどころを見つけるようにしよう。

 

あなたが扱っても良いと考える商品とネットで売りやすい商品のちょうど真ん中でバランスをとると考えてほしい。

 

仕入れ編

販売する商品が決まったら、次はその商品が実際に仕入れられるか確認する作業になる。もし、あなたが物販の初心者なら、おすすめの仕入れ先はタオバオとアリババだ。タオバオとアリババで見つからない商品はほとんどない。

 

しかし、足を使って仕入れたい人もいるかもしれない。そのため、タオバオやアリババ以外の仕入れ方法を紹介しておく。

 

ここに掲載する以外にも、こちらの記事に仕入れ先を紹介している。一度目を通しておこう。

 


展示会仕入れ

展示会は良い仕入れ先だ。展示会のおかげで中国や海外に出向く必要もない。

さらに日本に集まっている海外企業は日本に輸出したいと考えている。つまり、輸入に必要な検査や書類を提出する準備ができているので、食品衛生法やBluetooth製品など、日本で販売するのに検査や書類を必要とする商品がねらい目になる。

 

ギフトショー

https://www.giftshow.co.jp/tigs/84tigs/week.htm

東京ビッグサイトの展示会では年に数回、世界中の問屋が日本に集まる。日本で最も有名な展示会はインターナショナル・ギフトショーになる。

 

中国の工場だけでなく、日本や世界から問屋や工場や小売店が集まる。

 

展示会の注意点なのだが、基本的に展示会に出展しているお店は自分で既にネット通販をやっている場合が多く、あまりネット通販の仕入れは歓迎されない雰囲気がある。

 

展示会の出店者側はできることなら大手のデパートや専門店の実店舗を持っているお店などに、商品を卸したいという目的で出店しているケースが多くなる。ネットで販売しているこを伝えると、名刺を交換しても連絡が来ないことが良くある。

 

インターナショナルギフトショーは非常にお勧めなのだが、オリジナル商品を作りたい人には、次のOEM展示会をお勧めしたい。

 

OEM展示会

この展示会は中国や日本の工場が集まる展示会で、日本向けに販売したい中国の工場が1000社ほど集まる。

 

アパレル商品や化粧品、サプリメント、サンダルやパンプス、革のバッグや財布などの工場がいちどうに集まる展示会で、日本向けを考えているのでどの工場も品質はある程度保証されている。

 

日本でオリジナルブランド商品を作りたい人は一度参加してみよう。年に2回開催されるが、オススメは年明けに最初の春あたりに開催される方で、そちらの方が出展する工場の規模が大きい傾向がある。

 

OEM展示会のデメリットは最低でも注文数が600個、ほとんどの工場が最低購入ロット数1000個を条件にしているので、OEMをする場合は回転率が良い商品を作る方が良いだろう。

 

どの商品がいくつ売れているのかを知るにはこちらの記事を確認するようにしよう。

アマゾンの商品が1日に何個売れてるのか簡単に調べる方法!

続きを見る

 

現地仕入れ

中国の現地に行って仕入れるメリットは直接その場で品質確認ができることや、商品のカスタマイズが工場の人間と顔を見て打ち合わせができることだ。

 

自分の販売したい商品が日本で見つからない場合は、やはり現地に行ってその場で商品のカスタマイズをする必要がでてくる。

 

しかし、中国に直接行くとなると、ホテルや航空券も含めると10万円ほど必要なので、確実に仕入れたい商品が決まっていないとお金が無駄になる可能性も出てきてしまう。

 

義烏(イーウー)

イーウーは中国の上海から新幹線で2時間半の街で雑貨の卸街として有名だ。

 

ここの商品は日本の100円ショップの仕入れ先として有名だが、品質はそこまでよくはない。むしろ良いものを探すことの方が難しい。

 

イーウーで仕入れた商品は検品をしなければ、日本では大量のクレームにつながってしまうことになりかねない。

 

なぜなら、このイーウーで売られている商品は東南アジアや中東など、品質にそこまでこだわらない人たちに向けて作られている商品だからだ。

 

イーウーはアクセサリーや文房具、ラインストーンなどのいわゆる雑貨と呼ばれるものなら中国の中でも比較的品質の良いものがそろっている。

 

イーウー市場はとても広いので、仕入れたい商品がない状態で見学のような感覚で行くと、ただ歩き疲れて終わることが多い。必ずスニーカーで出かけるよにしよう。

 

広州(コウシュウ)

中国の広州は香港から比較的近い場所にあり、アパレルと革製品の問屋街がある。こまかい歴史は省くが、中国現地仕入れとなったら最初に訪れる場所はこの広州が良いだろう。

 

広州は非常に都会で住みやすく、近くに電気関係の工場が集まる街、深圳(シンセン)もあるので、中国現地仕入れで移動するさいの拠点の街となることだろう。

 

この広州では有名ブランドのバッグや財布なども作られていて、広州にいくなら、財布やバッグを仕入れ候補にして出かけてみると良いだろう。

 

深圳(シンセン)

深圳はガジェット関係の工場が集まる中国でも有名な都市だ。

 

ガジェット関係の仕入れをする場合は必ずここに来ることになることだろう。

 

Bluetooth製品、ロボット掃除機、電化製品、電動バイク、アロマディフューザー、世界中に出回っている、ほとんどの電子製品はこの深圳で作られていると言われている。

 

日本の展示会にくる電子関係の工場も、ほとんどがこの深圳にある工場だ。

 

アリババ

中国の仕入れサイトとして有名なのがアリババだ。アリババは沢山の中国の問屋や工場が登録しており、仕入れられないものはほとんどない。

 

しかし、品質の良いお店を探すには少しコツというか慣れが必要だ。

 

また、そもそも探している商品ジャンルで日本で販売するのにふさわしい品質の商品が出回っていないといったことも可能性としてある。

 

なぜなら、中国版のアリババは、あくまでも中国国内に向けた商品を作っている工場や問屋が多いからだ。

 

工場と言っても、従業員5人~10人未満の小さな工場がほとんどで、不良品率は10%~30%と悪く、検品をしないで日本で販売するとかなりの確率でクレームになってしまう。

 

中国版アリババを使用して仕入れをするなら、検品を徹底する必要がある。それも、中国側で徹底する必要がある。

 

なぜなら、中国の商品が日本に入ってきてしまったら、中国に送り返しても、お店が受け取らないか、税関で日本に戻される可能性が高いからだ。

 

そもそも中国版のアリババは値段が信じられないほど安いので、アリババのお店に高品質を低価格で求めると、購入を断られるケースもよくある。

 

アリババコム

https://www.alibaba.com/?spm=a2700.8293689.scGlobalHomeHeader.6.q2GaSw

このサイトは海外へ輸出をしたい中国の工場やお店が登録している。

 

日本向けの品質を理解している工場も登録していることはしているが、たいはんは英語が使える中国人が工場のフリをして、アリババドットコムに登録しておいて、注文が決まったら中国版アリババの問屋から購入するなど、のパターンも多い。

 

アリババを使うならお金を無駄にしないためにもこちらにも目を通しておくと良いだろう

【アリババ仕入れ方法】品質の良いメーカーを見抜く5つのポイント

続きを見る

 

タオバオ

タオバオは中国版の楽天みたいなサイトで、中国のインターネットショッピングサイトでは流通量は最も大きくなっている。

 

中国では「タオバオに売っていないものはない」とまで言われているが、タオバオの商品の60%はアリババの商品だともいわれている。

 

タオバオは一個づつから購入できるが、アリババは3個や5個からなど、ある程度のまとめ買いが一般的なので、アリババでまとめ買いをして、タオバオで一個づつ売っている個人商店もたくさんいる。

 

最初はタオバオで仕入れてから、商品が売れてきたらアリババでまとめ買いをすると良いだろう。

 

タオバオやアリババの危険性

タオバオやアリババの危険性は主に2つだ。それは不良品と説明文と違っている商品が送られてくる2つだ。

 

意外にも「騙された」ということは一度もない。なぜなら、タオバオやアリババはアリペイというシステムがあり、商品が到着しなければお金を支払わなくてよいシステムがあるからだ。

 

最も問題なのは商品画像と違う商品が到着することで、それを防ぐには最初は少ない量の商品を購入して本当に説明文と同じものか確認するようにしよう。

 

タオバオの仕入れ方法については、こちらの記事にも一度目を通しておくと良いだろう。

【タオバオの使い方】2度とダマされない方法!もう信用しないぞ!

続きを見る

 

中国から日本までの到着時間

代行会社

代行会社を使って商品を仕入れる場合は注文から2週間で到着することが一般的だ。もし、2週間以上かかるようなら、そこから遅くなる日数分だけ、不真面目な代行会社と考えてよいだろう。

 

中国輸入の代行会社について詳しく知りたい場合は『中国輸入の代行会社60社を徹底比較!月額会費制度は絶対使うな!』の記事を一度目を通して置くとよいだろう。

 

航空便

通常代行会社から発送連絡があったら、4日以内に日本の自宅まで到着する。6日以上時間がかかる場合は税関で止められている可能性が高くなる。問い合わせてみよう。

 

船便

船便は発送から2週間かかる。船便の良いところは送料が安いことだ。椅子やソファーなどの商品なら迷わず船便を使おう。

 

大きなデスクチェアーであっても船便なら一つ350円ほどの料金しかかからない。しかし、スペースを確保するので、ある程度まとまって発送しないと逆に高くついてしまう。

 

購入者までの発送について

ネット物販で最も面倒な作業は発送業務になる。 自分でやると間違いも起きやすいので、できる限り配送専門の業者に任せてしまおう。おすすめはAmazonのFBA発送代行になる。

 

Amazonへ納品

いまは、あなたの代わりに発送業務を行ってくれる代行会社が沢山存在する。その中でも特におすすめなのがAmazonが提供しているFBAというサービスだ。

 

FBAに保管しておけば、Amazonで売れたものは勝手に配送してくれる。また、外部のシステムを使うことにより、どこで売れても自動で発送してくれる。

 

また、システムで連動できない販売場所であっても、管理画面から住所を入力するだけで日本全国どこでも同じ料金で発送をしてくれる。

 

他にも似たようなサービスは沢山あって、ネットで検索窓口に「発送代行」と入力すると沢山出てくる。しかし、いまだにAmazon以上に安い配送システムは日本に存在しない

 

自分で発送するよりも、1商品につき200円ほどコストが高くなるが「時間を買う」という概念で使ってみると良いだろう。

 

小さいサイズは日本どこでも350円で、宅急便の通常サイズなら580円で日本全国どこでも配送してくれる。非常に便利なシステムだ。

 

自分で発送する

FBAに任せるよりも自分で発送した方が一個の発送につき、200円ほど安くなることが多い。

 

そうするには、ヤマト運輸や佐川急便などに「ビジネス契約をしたい」と伝えてみよう。たいていは簡単に契約できる。個人事業主でも契約できる料金に変わりはない。

 

ほとんどの業者は月間の発送個数によって発送料金が変わる。発送個数が多いと一個当たりの値段は安くなり、少ないと逆に高くなる。

 

安くするコツは配送料金の値段の交渉時に「月間3000個の配送を予定している」と数を多めに言ってみよう。安くなる場合が多い。実際にその数を本当に出荷する必要はないので心配ない。

 

人を雇う

発送だけのためにパートを雇う人もいる。少し初心者には難易度が高く、効率よく人を募集するノウハウが必要になる。

 

事務所がある場合は、店の前にスタッフ募集の張り紙をしておくのも良いが、通常は求人サイトなどで募集することになる。

 

基本的に求人募集サイトは人が集まらなくても料金が発生するので、おすすめできないが、発送業務を任せることにより時間を作ることができる。

 

やはり「時間を買う」と言う意味でも、おすすめはFBAに入れて発送することだ。

 

 

販売場所について

販売場所は販売を考えている商品によって相性がある。おすすめは、販売できる場所すべてに出品してしまおう。

 

販売場所が多くなればなるほど、売り上げは上がるし、商品は早く売れるし、在庫の売れ残りのリスクを減らすことができる。

 

楽天、Yahoo!、Amazon、Qoo10と自社サイトと考えられる沢山の場所で販売しよう。しかし、商品数が沢山ある場合は沢山のサイトに商品を登録するのが面倒に感じる。

 

中国輸入の理想は少ない商品数を、たくさんの販売場所で売ることだ。それが最も理想な形になる。

 

しかも、どこで売れても配送はすべてFBAの倉庫から配送される自動発送のシステムを使えば発送連絡を全ての販売場所でひとつひとつ行う必要はない。

 

このシステムがあるおかげで、現在のネット通販はほとんどすべての業務を外注化することができる。

 

シッピーノ

https://www.shippinno.net/

 

ゴクーシステム

https://goqsystem.com/

中国からAmazonのFBAに直接納品すれば、商品を選ぶことと、商品ページをさらに良くすることに集中できる。ちなみに電話対応も外注することができる。

 

電話秘書サービス1

https://kschannel.jp/

電話秘書サービス2

http://www.deolab.net/

こちらが指定したテンプレート通り回答してくれるが、お客とのやりとりが終わったらその場で、やりとりの内容を細かくメールで連絡してきてくれる。月商500万円までなら、料金プランは最も安いプランで十分だ。

 

つまり、出店場所を一つに絞る理由がないのだ。良い商品を一つ持っているなら、どんどん沢山のプラットフォームで出品しよう。

 

あなたがやることは最初のアカウント登録と、一度だけ商品ページを登録することだけで、そこからあとは販売も、発送も、お客とのやり取りさえも、すべて外注のシステムを使うことにより効率化することが可能だ。

 

Amazon

コンピューター機器やメンズ商品に強い。ユーザーは30代男性~50代の男性が一番多いと言われている。

 

販売まで簡単にできる仕組みになっており、既に誰かが販売している商品があるなら、その場で販売をすることも可能だ。

 

商品ぺージに行き、「マーケットプレイスに出品する」というボタンをクリックして、簡単に商品販売がスタートできる。

 

メルカリ

アクセサリーやアパレルに特に強い販売場所だ。沢山文字が書いてあって読みにくい商品説明よりも、可愛く写真を撮れるかどうかによって売れ行きが変わる。

 

非常に良い販売場所なのは間違いないのだが、メルカリは業者を排除したいと考えている。継続的に商売を続けるなら、いずれどこかでメルカリから卒業しなくてはならない。

 

だが、商品の相性さえ良ければ、非常に魅力的な販売場所となる。相性の良い商品は20代の女性向けの商品になる。

 

メルカリ転売について詳しく知りたい場合はこちらの記事に、一度目を通しておくようにしよう。

 

楽天

レディース物全般、または健康系の商品が強い販売場所だ。ユーザーは30代~60代女性が高く、ポイントを貯めたいと考えている女性が多い。

 

商品ページの作りこみに制限がほとんどないので、商品の成分など沢山の商品説明が必要な物に向いている。しかし、最初の出店に最低で30万円のお金が必要になる。

 

さらに審査もあり、専門店やしっかりとしたホームページなどがないと最近は出店を断られるケースが目立つ。

 

その分、ライバルが少なく、高値で販売できる良い販売場所だ。高額な出店料金などが参入障壁となっているので、出展さえできれば他の販売場所よりも同じ商品を扱うライバルが少なくなる。

 

Yahoo!ショッピング

 

30代~50代の男性が多いサイトだ。ヤフオクのユーザーが多く、車やオートバイ用品などが売れる場所だ。ヤフオクユーザーがそのままヤフーショッピングのユーザーとなっている。

 

ユーザーの客層はAmazonと似ているが、どちらかと言えばメンズ系の商品、とくに車やオートバイなどカー用品が売れやすい販売場所となっている。

 

ヤフオク

最近はメルカリの台頭でヤフオクのユーザーばなれが進んでいるが、メルカリは個人間の売買をコンセプトとしているので、商売目的の業者を認めていない。

 

なので、継続的に同じ商品を販売する場合は、同じオークションサイトなら、ヤフオクの方が長く取り組めるだろう。

 

男性物はヤフオク、女性物はメルカリと使い分けると良いだろう。

 

OEMについて

OEMとは簡単に言うとオリジナル商品を作ることを言う。OEMはわざわざ中国に行かなくても日本でも可能だ。

 

中国輸入をやっていくと取引相手は問屋や工場が多くなるので、OEMは思ったよりも簡単にできることに気が付く。

 

中国輸入は簡単に自分でオリジナルの商品が作れるので、中国輸入は欧米のブランド品輸入と比べて、発展性が高いことになる。オリジナルの商品を作れるので、自分がブランドやメーカーになることができる。

 

余談だが、ブランド品やアンティークなどの中古品の販売は、仕入れが安定しないというデメリットが存在する。商売としてやるなら「新品」をあつかわないと、継続して仕入れられないので注意しよう

 

そして、中国輸入を始めたなら、一度はどこかで自分のオリジナル商品を作って販売してみるのも良いだろう。

 

中国輸入は「OEMをしないと稼げない」と巷では言われているが、個人的な意見ではむしろその逆で100万、200万円の利益なら、OEMをしない転売の方が早く稼げたりする。

 

OEMについて詳しく知りたいならこちらの記事にも一度目を通して確認しておこう。

【失敗しない!】中国輸入OEMで成功するための9つのポイント!

続きを見る

 

おすすめの販売場所Amazon&楽天

私のおすすめの販売場所はAmazonと楽天だが、楽天に関しては最初のお金がかかるので初心者にはオススメしていない。そういう意味でも簡単に始められるAmazonをお勧めする。

 

中国輸入転売の注意点

やはり、偽物を仕入れてしまうことだろう。偽物は捕まることがあるので注意が必要だ。ルイ・ビトンなどの財布ならこちらもなんとなくわかるが、グッチのサングラスやネックレスなどは、意外と気が付かずに日本に届いてしまうこともある。

 

気が付かずに、日本の代理店に見つかると最悪損害賠償請求に発展する可能性があるので注意が必要だ。また、偽物販売は訴えられなくても、販売先のプラットフォームのアカウントが停止する可能性が高いので注意しよう。

 

実は偽物販売よりも注意してほしいことがある。それは、商品説明と違う商品が到着してしまうことだ。中国の商品は過剰な演出が多く、商品ページは嘘ばかりになってしまっている。

 

例えば、モバイバッテリーの容量の数値が違っていたり、コンピューター機器の何かの数値が違うことはよくある。

 

そのため、アリババやタオバオの仕入れで商品説明と違う商品を見抜く方法を記事にしている。詳しくはこちらの記事で詳しく解説している。

【タオバオの使い方】2度とダマされない方法!もう信用しないぞ!

続きを見る

 

中国輸入転売で稼ぐためのコツ

中国輸入で稼ぐためコツは、回転率の良い商品を仕入れることだ。回転率が良いとは売れやすい商品を仕入れることとイコールだ。

 

もし、一日に一個しか売れない商品を仕入れてしまうと、どう頑張っても、ひと月に30個しか売ることができない。

 

同じ商品を扱う出品者がひとり増えれば、それは15個になってしまう。それは出品者が増えれば増えるほど、あなたが売れるチャンスがなくなることを意味する。

 

仕入れ資金について

3万円から5万円を仕入れ資金に回せるようにしよう。むしろ、最初の一回目で10万円も仕入れるのはどうだろうか。

 

いくらの単価の商品を仕入れるのかにもよるが、中国商品を10万円分も仕入れると、商品によっては、大きな段ボールが5箱~10箱くらい到着することになるので、例えあなたが億万長者であっても、最初は5万円ほどから挑戦してみてほしい。

 

中国輸入のやり方まとめ

中国輸入のやり方と言っても、販売場所から仕入れ先まで無数のパターンが存在する。そして、どの場所から始めるかは人それぞれのステージによるので何とも言えない。

 

もし、あなたが完全に初心者なら、タオバオから仕入れて、Amazonで販売するのが最も早く結果を出せるだろう。ある程度の経験者なら、楽天とYahoo!ショッピングも良い選択だ。

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