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中国輸入ビジネスで儲からない人!成功するための10の秘訣を教えます

WATANABE

名前:WATANABE 1年9ヶ月の世界各地のバックパッカー経験を生かし、個人輸入ビジネスで起業。現在はフリーランスのコンサルタントとして、独自の知見を提供し、クライアントのビジネスの成功をサポートしています。

あなたはいま、中国輸入は本当に稼げるのかどうかを知りたいのではないだろうか?

また、中国輸入ビジネスで儲からない原因は何なのかを調べようとしているのではないだろうか?

今回は中国輸入ビジネスで稼げる人と稼げない人の特徴について詳しく解説する。

始める前に今回お伝えする内容が1つでも当てはまっていないか確認してみよう。

既に実践しているが、まだ稼げていない人にも今回の内容はきっと役に立つはずだ。

月収100万を達成するには450万の売り上げを目指せ

ほとんどの人間は月収100万円という数値がある程度の成功のボーダーラインだと思っている。

この数値が本当に成功かどうかはその人の現在の生活レベルなどによるので100%正しいとは言い切れないが、新しく始めたビジネスでひと月の利益が100万円を超えたとしたら、それは一定の成功のラインと呼んでも良いだろう。

そして、中国輸入で月収100万円を達成するにはいくらの売り上げを目指せばいいのか伝えておきたい。

答えは、月450万円辺りが妥当なラインだと考える。

もちろん、商品の売値が2000円の人と3000円の人では売上の数字に誤差があることは理解している。

しかし、いまこの瞬間にこれを読んでいるあなたが1人で作業をしているのか、それとも事務所を借りて多くのスタッフを雇っているのか、それがわからない以上100万円の利益に到達可能な売上を正確にお伝えすることができないことは理解してほしい。

しかし、450万円程度の売り上げがあれば中国輸入ビジネスで月収100万円、またはそれに限りなく近い数字がそこから到達間際であることは私の経験からも他のメンバーからの申告からも疑いようのない事実だ。

この話を知っているだけで目標の数値がわからなくて不安に感じている人の道標になると思っている。

逆に、ひと月の売り上げが300万円辺りをウロウロしている人は金銭的に余裕を感じづらいようだ。

その理由なのだが、これは儲かる儲からないとかかわらずビジネスを行う上で絶対に必要になる経費(支払い)が原因になる。

例えば、個人事業主から法人、つまり株式会社にした場合はほとんどのケースで税理士と顧問契約をすることになるだろう。

この税理士に支払う全国的な平均費用は年間50万円くらいになる。

この金額はあなたの会社が儲かっていようがいまいが関係なく必要になる費用だ。

ビジネスには運営を行う上で必ず必要になる経費(支払い)の存在がある。

サラリーマン時代なら「経費」と言えば会社のお金で贅沢ができる魔法の言葉に聞こえたと思うが、経営者側になるとあなたのポケットからお金が出ていくことを経費と表現するので覚えておこう。

いま伝えたいことは固定費、流動費という話ではなく、どのビジネスにも必ず運営を行う上で必要になる最低限の支払いが存在するということを伝えたいのだ。

また商品ページの作成でさえ1商品に10万円近くは必要になるだろう。

さらに商品が予想以上に売れることになれば、その在庫を確保するためにさらに資金が必要になる。

そして、売れてきたからと、事務所を広げスタッフを雇用すればさらに毎月の支出が増えることになる。

これは物販や中国輸入ビジネスに限らず、飲食店であろうが、ITの分野であろうが、どのビジネスであっても規模を大きくすれば最低限の支払いも同時に大きくなるという当然の話だ。

そして、その最低限の支払いが存在することで小さな売り上げを継続しているだけでは余裕を感じにくいというわけだ。

つまり、その最低限の支出を上回るあたりから「儲かっている」という感覚を感じることができる。

そして、中国輸入ビジネスでは月商が450万円を超えると生活に余裕を感じることができる。

もちろんその余裕の感じ方は、月商が500万、600万と増えるにしたがってより確実なものになっていく。

もし、あなたが月収100万円を一定のゴールと定めた場合、月商450万円をひとつの目安として目標設定すると良いだろう。

月収とは利益のことで最終的に手元に残る金額のこと(または月利とも言う)

月商とは売り上げのことでこれが大きくてもお金が残っていることにはならない

月商300万円の壁

なぜだか分からないが、この中国輸入ビジネスでは月商300万円あたりで停滞する人があとを立たない。

なにか妙なジンクスでも存在するかのように多くの人間が月商300万円の壁にぶち当たりやすい。

あと少しだけ頑張れば売上450万に到達できると言うのに、普通にやっているだけでは300万円の壁が超えられないプレイヤーが多く存在するのだ。

そして、ほとんどの人間がこの300万円あたりを長い期間体験するという不思議な経験をすることが多い。

この理由については私もいまだにわからないのだが、この世界に神が存在するとしたら、あと一歩のところで、その人間に試練を突きつけているのかもしれない。

つまり、普通の人間が普通に努力しただけでは生活に余裕が感じるようにはできないようにこの世界を作ったのかもしれない。

「あと一歩の何か」を発見するまで、停滞するようにしたのかもしれない。

筋トレで言うなら➖10KG痩せることは成功したが、下腹についた腹の肉を完璧に削ぎ落とすには、さらに過酷な食事制限を続けた人にしか、その喜びを手に入れることができない状況に少し似ているのかもしれない。

つまり、そこがプロと素人を表す努力の違いの境界線(ボーダライン)として存在させていると言う意味だ。

物販は金が増えているのか、わかりずらい

さらに、中国輸入ビジネスには大きな問題点が存在する。それはお金がバラバラに分散されることで引き起こされる。

これは中国輸入ビジネスだけでなく、飲食店や他の一般的なビジネスにも共通している内容で、サラリーマンのときは「手取り25万円」など、税金を引かれた後で給料を受け取っていたはずだ。

そのような分かりやすい計算で給料を受け取った世界からやってきた人を最初に苦しめるのが、この資金がバラバラに散らばる問題だ。

このことが毎月の収支を把握しづらい状況にしてしまう。

例をあげると、商品を楽天で販売した場合はその売上金は通常1ヶ月近く楽天にロックされてしまう。アマゾンの場合は2週間だ。

そして実際の売り上げから1ヶ月経った後にようやく楽天から振り込まれる。

これはなにも楽天やAmazonなどのネット物販のプラットフォームだけの話ではない。

例えば、イオンモールやダイエーなどの総合デパートにお店を出店した場合も売り上げの数十%を支払わねばならないルールが存在する。

そのときに、ほとんどのデパートではいったん店子に入っている店舗の売上金の全額を回収し、通常は2ヶ月後に売り上げの数十%を差し引かれた金額をお店に戻すという形を採用している。

つまり、デパートの本部に売上金が2ヶ月間も取り上げられてしまうのだ。

それだけではない、中国輸入の代行会社は最初から多めの金額をあなたに請求してきて、全商品を発送をしたあとで「残りは〇〇円ですが、次回発注の時に相殺するので預かっておきます。」と言われるパターンが一般的になる。

こうやって、あなたの資金が少しづつ世界中、また日本の各地に分散されることで儲かっていることを実感しにくくなってしまうのだ。

そういう意味からあなたが本当に儲かっている感覚、言い換えれば、余裕のある暮らしを実感できるのが月収100万円辺りからで、その利益を確実に達成できるであろう目安の売り上げ金額が、多くの人の統計から450万円前後と導き出すことができたのだ。

そして、さらにやっかいな問題がもう一つある。

それは儲かっている感覚がなくても実際に数字上は利益は出ているので、税金の支払いが待ったなしにやってくるのだ。

そしてこれは何も中国輸入ビジネスに限った話ではなく独立して生きることを目指した人間が100%経験する登竜門なのだ。

税金の支払いで金がなくなる

そして、あなたを最も苦しめるときが一年に一度の確定申告の日だ。

この日、1年間の利益を正確に計算してあなたは日本国に納税をすることになる。

そこであなたの決算書を見た税務署はあなたの利益の30%〜50%を請求してくる。

ここで請求してくる数字は間違いなくあなたの生み出した利益なのだが、至る所に金が散らばってしまったあなたから見れば、「本当に俺はこんなに稼いだのか?全然実感がない・・」と感じ、その請求金額をどうにかして用意する金策に翻弄されることになる。

しかし、売り上げを保留にされ、工場へ先払いをして、代行会社にお金を預かってもらっているあなたの財布には、税金を支払うだけの余裕がないケースが多い。

そこであなたは税金の支払いのために銀行にお金を借りるハメになるというわけだ。

もちろん、儲かっている会社に銀行は喜んでお金を貸してくれる。

しかし、あなたはこう思うだろう。

「なんで儲かっているのにお金を借りなきゃならんのだ・・」と。

厳密に言うと、儲かっている会社はどこも最初はこのような1年目を経験することになる。

いま存在している、ほとんど全ての事業者はこの経験を乗り越えて、ビジネスを安定軌道に導いているのだ。

つまり、ビジネスのスタート時期は儲かっていようが金に追われる生活をしなくてはならず、その2年間を乗り越えたのもだけが選ばれた者として給料以外の生活、つまりサラリーマンを卒業して、社会に出て金を回して経済活動をするという権利資格を手に入れられるというわけだ。

それを乗り越えなければサラリーマンに逆戻りするしかない。

最初から大きな資金を投入しすぎる問題点

さて、ここからは中国輸入ビジネスで失敗してしまう人が陥りがちな原因について解説していく。

中国輸入ビジネスにかぎらずどのビジネスでも失敗の原因は経営に慣れる前に大きな資金を投入して失敗するケースが最も多い。

よく社長がテレビ番組の中でこれから起業をしたいと言う若者に「最初は屋台から始めたらどうか?」というアドバイスをしている場面を見たことがないだろうか?

その意味は、ビジネスの経験者から見れば「ほとんどの人が思い描いているビジネスは大抵失敗に終わってしまう。」ということ経験則で分かっているため、そのようなアドバイスになりやすいというわけだ。

もう少し詳しく説明すると、ビジネスの初心者は自分の考えが絶対に当たるという発想でいることが多い。

絶対とは言わないまでも、「これなら間違いない!」と考えているケースが圧倒的に多くなる。

それは当然のことだ。普通のサラリーマンが1000万円を貯めるとなると、とても長い期間節約生活をして資金を貯めなくてはならない。

そのような大金をビジネスに投資する人間は「絶対に失敗しない」という強い思いがあるからこそ大勝負に出ることができるからだ。

逆にもし、失敗すると思っているなら、そもそも大金を突っ込むはずがない。

しかし、ビジネスにおいては思い描いていた通りに進んでいく可能性はほとんど0に近いと言ってもいいだろう。

フランチャイズのようにある程度成功しているシステムを他の場所に移動して実行する場合はこのケースには入らないこともある。

では、最初の計画が失敗に終わるなら、成功している経営者達はどうやって今の地位を手に入れたのだろうか?

それは、「方向転換」だ。

しかも、その方向転換の回数は2年に一度のペースでする場合がある。

会社によっては半年に一度のペースで行っているケースもあるくらいだ。

つまり、現在あなたが絶対の自信を持っている取り組もうと考えているビジネスや商品も、2年後には陳腐化し、大きな方向転換を迫られる可能性は十分にあり得るというわけだ。

その事実を実体験から理解している経営者は、それを後輩達に一言でアドバイスすると、「屋台から始めなさい」という表現になるというわけだ。

言い換えると、「あなたがいま熱く語っているプランは必ず失敗するから最初から金をかけるな。」と忠告しているのである。

熱い夢を語っている若い挑戦者をある意味、冷ややかな目で見ているということになる。

そして、現在会社を長く運営できている社長達は外から見れば成功しているように見えても、常に今やっているビジネスや売れ筋の商品が何かのきっかけで売れなくなることを見据えて次のビジネスを探しながら、現在のビジネスの業績を伸ばしているという、まさにアクセルとブレーキを同時に踏みながら進んでいるというわけだ。

ビジネスの素人は成功者と呼ばれている社長の頭の中が、今のビジネスに問題が起きればすぐに手を引き、他の業態にすぐにでも鞍替えすることを考えながら経営をしているなんて想像もしていないだろう。

しかし、それが実際に成功していると言われている経営者の頭の中なのだ。

そして、手持ちの資金を最初から多く投入し、思ったようにことが運ばずに、いざ方向転換をする前に資金がなくなり潰れてしまうのが失敗するほとんどの原因になっているのだ。

生活費で金を溶かす

そして、失敗する人間の9割以上がほとんど同じ理由で失敗をする。

その原因はビジネスの資金を生活費で使ってしまうのだ。

生活費と言っても何も高級車を買って浪費してしまうわけでない。

中国輸入ビジネスの話ではないが基本的に商売は起動に乗るまでに3年かかると言われている。

実際に3年かかるかどうかは置いておいて、この意味は「成功するまで時間がかかるから気を引き締めなさい。」という意味だと解釈したほうがいいだろう。

しかし、私が見てきた中で失敗する人のほとんどがこの考え方と真逆の発想をしている。

つまり、「俺はすごいから3ヶ月〜5ヶ月もあれば成功できるだろう」という考え方だ。

ほとんど大多数は「自分が失敗するわけない」と勉強や練習を怠るのだ。

仮にもし、ある格闘家が「俺は強いから練習なんてしなくていい」と、練習をほとんどせずにリングに上がったら、チャンピオンベルトなんて絶対に獲得できないことはあなたにもすぐに分かるはずだ。

しかし、殆どの人間は、商売はサラリーマンの仕事の延長だと思っている人間が多く

「俺は仕事ができるから大丈夫w」と練習を怠ってしまうのだ。

サラリーマンの仕事と自分でやる商売はまったく違った競技だ。

どちらかと言えばスポーツを習うのと同じように一から勉強が必要だということを理解したほうが良い。

そして、多くの人はせっかく貯めた資金を生活費で減らしてしまうのだ。

多くの人はサラリーマンをやめたことで自由な時間が増え、気がついたら多くのお金を使ってしまっていたというケースが圧倒的に多い。

通常ビジネスや独立は人生を賭けた勝負なのだ。

普通なら生活できるだけの売り上げを作れるようになるまで部屋に閉じこもって、覚悟として車やバイクを売り払って、「成功するまで遊びにいかない!」と誓うのが当然なのに、

失敗する人間のほとんどは独立するまでに貯めた預金通帳を見て「これだけあるから少しくらい使っても良いだろう」と、最も大切なスタートダッシュを必要とするビジネスの初期段階で、逆に遊びに出かけてしまったりするのだ。

特に成功しない人間の考え方は「資金はまだあるし会社を辞めて自由になったんだからスキューバーの免許でも取りに行くか!」と、やってしまうのだ。

そして、いざ始めたときには、資金も少なくなりビジネスに必要な最低限の経費の存在をそこで初めて体験して、不安を感じてビビってしまい、退場していく人が多いのだ。

もはや同じ世界に生きていても成功者と失敗者はまったく考え方が異なる。

失敗する人間の頭の中はいつも「自分は実力者だ」と自信過剰になり、これから取り組む物事の勉強を放棄したことで起きるのだ。

「売れない」を経験したがらない人が多すぎる問題

そして、ビジネスで失敗するほとんど全ての人に共通するのは、売れないという経験をしたがらない人が多いという特徴だ。

当然なのだが、試験で言えば落ちる経験をしたくないのと同じで、自分が行動に移したことはすべて成功するということが前提でないと絶対に嫌だと考えている人間は驚くほど多い。

もし本当にスポーツで何かの賞を獲得したことのある人なら、絶対に一度も失敗しないということが不可能であることは簡単に理解できるはずだ。

ゴルフで毎回完璧なショット打っているプレイヤーはその何十倍も失敗したショットを打っている

もちろんビジネスも同じで、初めての商売なら最初に予定していた製品が思ったように売れないことなんてザラにある。

いや、はっきり言うと100種類の商品を出品してある程度売れたのが10商品だけだった、なんてことも十分に考えられる。

しかし、ほとんどの人間はその経験をしたがらない。

売れないことを経験することで次第に売れる商品を見抜く目利きが育ち、自分がその分野でのプロフェッショナルになるという考え方をしなくてはいけないというのに。

「経験を買う」という考え方の人間が成功する理由

これは何も、中国輸入ビジネスに挑戦して「儲からなくても気にするな。」と言っているわけではない。

成功者は自分のやっていることが絶対に成功するとは思っていない。

厳密に成功者の頭の中の覗いたわけではないが、自分が物事に挑戦して成功した時の頭の中を分析してみると毎回このような考え方になっている。

「私は絶対に成功する。この業界に参入する前にこの業界の本も1000冊は読んだし業界の人で有名な人のDVDは全部購入して100回づつは見た。食事をしているときも眠りに着く前も。そして最近は挑戦しないと一生後悔するような不安に苛まれ始めた。私はこの為に貯めてきたお金を全て投入する覚悟を持っているし、また失っても一切の後悔はない。そして、大好きなバイクも売り払い、成功するまでどこにも遊びにいかないと心に誓った。だが、万が一今からやるビジネスの環境に変化があったときのことも考えて、他の業界の情報収集も同時に行っている。失敗しても後悔はない。あとはやるだけだ。」

もし、あなたが上記のような考え方ができているなら、挑戦したビジネスが失敗しようが成功しようが関係なく、かけがえの無い経験になるはずだ。

そして、逆説的だが、このような考え方であり続けることができれば失敗することなどほとんどあり得ないのだ。

成功する人間の考え方は挑戦する分野のことを死ぬほど勉強しながら同時に「この世の中に100%はない」という真理を胸に刻みながら物事に挑戦しているという二面性を備えているのだ。

最初から大当たりをしたがる人はモチベーションが続かない

望むなら誰もが失敗など経験せずに、最初から大当たりを引いて成功したいと思っている。

しかし、ビジネスでその考え方は危険だ。

なぜなら、理想と現実のギャップが大きすぎればモチベーションが下がり物事に挑戦する気力が失せてしまう。

バスケットのリングが投げても入らなそうな高さに存在したら誰もボールを投げようと思わないだろう。

つまり、最も良い目標というのは達成可能なゴールの設定で、あまり上すぎるのも良くないというわけだ。

もちろん、これを見ている人は「俺は月収100万で良いからそこまで多くは求めないよ」と思っているかもしれないが、

実際にビジネスで月収100万を到達するのは宅建の資格をとる以上の時間を注ぎ込まないといけないと言われたらどうだろうか?

これを聞いて「え!」と驚く人もいれば「その程度か」感じる人に分かれるだろう。

そして、驚いた人は実際にビジネスを初めてから理想と現実のギャップに驚き「もっと簡単だと思っていた・・」と、意気消沈して消えていく。

そうならないためにも「最初から大きな試練に挑戦するんだ!」と覚悟を持って取り組んだほうが実際に達成したときに「あれ、もう合格したの?」と、拍子抜けすることができる。

話は変わるが、昔、中学2年のときにボクシングを習いに行った友人が次の日から学校の中廊下をシャドーボクシングをしながら歩いていたのを思い出した。

そして友人達に「俺はボクシングを習っている」と吹聴し、事実その1ヶ月だけは仲間の間で噂になり、その話だけで番長格まで上り詰めそうになったことがある。

しかし、その話の1ヶ月後には彼はジムはやめてしまった。

ボコボコになった彼の顔を見ながら話を聞くと「調子に乗っている!」と、ジムの先輩達にスパーリングという模擬形式の練習試合でボコボコに叩きのめされてしまったそうだ。

しかし、そんな彼も習い始めた初日から30日間だけは世界王者になった自分を想像していだろう。

あまりにも理想が大きいと現実を知った時に挫けるのも早いという良い例だと思う。

成功するのに簡単なことなどなく、自分が取り組んだことは必ず練習が必要でどんな競技も「練習量が多いものが勝つ」と知っていれば、彼もシャドーボクシングをしながら中廊下を歩いたりしなかっただろうに。。

コンサルタントに依存する生徒達

また、中国輸入で失敗する人の特徴にコンサルタントに依存しすぎる人間というのが存在する。

まずコンサルタントや中国輸入ビジネスの先輩は既に業界に精通しており、あなたが知らない貴重な情報を多くストックしているだろう

依存傾向の強い生徒は自分が興味があり、自分の知らない世界の多くを知っているコンサルタントを崇拝しすぎてしまい、「尊敬する先生に教えてもらえる!」と、有頂天になり、先ほどの中廊下をシャドーボクシングで歩いていた人と同じような思考回路になる。

これを私は「コンサル・ハイ」と名付けた。

コンサル・ハイの状態になると、良い先生を見つけ、その先生に教えてもらえる、ということで「私の人生は間違いなく成功する!」と、錯覚を起こし、これからの自分の努力量を想像できずに舞い上がってしまう状態になる。

ライザップにお金を払っただけで、将来の美しい体を想像して舞い上がってしまう状態と同じだ。

あなたのダイエットが成功するかどうかはライザップにお金を払ったことではなく、3ヶ月間の厳しいトレーニングと食事管理を徹底することでしか達成できないことを忘れてしまうのだ。

そして、挫折する人の多くは実際の食事メニューとトレーニングのキツさに通うことをやめてしまい道半ばでチョコレートを食べてしまうのだ。

これは、ライザップやダイエットだけでなくビジネスも同じだ。

どんなに良い講師や有名なトレーナーが担当につこうが、結局、それを実行して目標まで努力を続けるのは自分自身なのだ。

ビジネスのコーチは歯医者と違い、通院を決定しただけで症状が良くなるものではない。

人間はどういうわけか習いごとにお金を支払ったタイニングがもっとも有頂天になりやすく、そのあとはずっとモチベーションが低下しやすい。

しかし、全ての競技でギリギリ食べていける一握りのプロであっても、ずっと練習を続けていることを忘れてはならない。

ダイエットもそうだ。

3ヶ月で−20Kgになったとしても、そのあと同じようなメニューを継続しないとあっという間にリバウンドしてしまう。

コンサルタントが一緒に行動してくれる期間はビジネスの期間で言えばとても短く、あなたが独り立ちできるかどうかは、その後のあなたの努力量や卒業したあとの継続力で決まるのは当たり前の話だ。

ビジネスのコンサルタントに金を払ったからと舞い上がっている時点で「大丈夫かな・・」と周りは心配しているということを忘れてはならない。

また、「〇〇さんは凄い!」と、コンサルタントを崇拝しすぎている人もよくない。

確かにいまでは筋トレのトレーナーやファッションのアドバイザーまでもが情報発信をやりYouTubeやブログ、SNSなどで自分を宣伝して見込み客に自分を認知してもらう時代になった。

ある分野のトレーナーであるからには、初心者のあなたから見ればとてつもない実績を持っているケースがほとんどだろう。

また、あなたが考えもしなかった人生を経験しているケースも多いだろう。

そのような実績を持ったコンサルタントや美しいボディーラインのインストラクターに惚れこんでしまい、ファンになってしまう気持ちもわからなくもない。

しかし、ファンになったところで、実際に筋トレをしてダイエットを実行するのはあなだということを忘れてはならない。

そして卒業後もその体をキープするのはあなた自身の強い意志なのだ。

もちろん、どうせお金を落とすなら、好きだと思える人に使ってあげるのは良いことだろう。

事実、多くのビジネスマンが自分を選んで欲しくてYouTubeなどで毎日あなたのモチベーションが続くための動画を配信している。

しかし、その人を尊敬しても、その人にお金を払っても、あなたがその人のようにすぐになれるわけではない。

なぜならその講師と違い、その分野で成功できるバックグラウンドが、今のあなたにはほとんど無いことが多いからだ。

例えば、私は10年近く前に、専属でパーソナル・スタイリスト(ファッション・アドバイザー)をある人物にお願いしていた時期があった。

その人の言っていることを覚える為に、年間に200万円分のユニクロの服を買って試行錯誤した。

そのコンサルタントに年間200万円使ったということを「私はこれだけ頑張りました!」とメールをしたら、逆に「私は今年だけでも既に1000万円以上使っていますよ 笑」という内容のメールが送られてきてしまった。

なんとその人は他人にファッションを教えるために年間1000万円以上を勉強代に使っていたのだ。

大好きなコンサルタントに教えを受けてもその人と同じ努力ができなければその人以上にはなれないし、もし私があのとき年間100万円しか使わなかったとしたら、いまの半分の知識と経験で終わっていたはずだ。

この話で伝えたいことは、結局はどんなに良い教師をつけても、自分がその出来事にどれくらいの時間を投資し、勉強代としてどれだけの数の商品を作って販売して学ぶかということは、あなたがどれだけその目標を本気で達成したいと考えているのか、その思いに比例すると言う良い例だと思う。

講師は憧れの存在であなたの目標かもしれないが、誰に教わってもあなたが成功できるかどうかは関係ないのだ。

成功はあなたの努力量によって決まり、ダイエットで言えば体重の減少、ビジネスで言えばそれは利益額になって目に見える形で表示されるだけなのだ。

すべてはあなたの努力次第で決まるのは当然で、講師によって決まると思っているのは大間違いなのだ。

教わる人を間違える

ビジネスの世界では詐欺が多く存在する。

その方法は稼いでいる金額に虚偽があるなんて分かりやすいものではなくもっと巧みで巧妙なことが多い。

例えば、大きな売り上げはあっても実は利益をとっていないとか、講師の元生徒が現れたりとか、どこで騙してくるのか最後まで分かりにくいケースが多い。

しかし、ビジネスは情報戦だ。

もし、ビジネスの情報を集めないで、すべて自分の感覚だけでやっている人がいたらその人は天才だ。

ボクシングの選手でいえば「対戦相手のビデオは絶対に見ない」と言っているような状態だ。

そのような人が実際にチャンピオンになれるケースはほとんどなく、通常は誰もが対戦相手の情報を試合前に集めている。

つまり、自分が飛びこうもとしている業界で誰が本物か見分ける能力は成功のための必須条件になる。

つまり、業界の情報を取捨選択するところからビジネスはスタートしているのだ。

そして、教わる人を間違える人間の多くは、輸入業界に興味があるのではなく、単純に「お金が儲かるから」という理由だけで突発的に業界に参入してきた人である場合が圧倒的に多い印象だ。

彼らは、輸入ビジネスに興味があったわけでなく、「家で出来る仕事を探していた」とか、「いまの会社をやめたいから」とか、そのような動機で参入してきたケースが最も多い。

確かに「いまの会社をやめたいから」とか、「社長になって友達に見栄を張りたい」という動機が必ずしもダメというわけではない。

そのような動機は使い方によって強いモチベーションにもなるのだが、業界を知ってからの時間が短いということと、興味がない分野に参入したデメリットとして、すぐに諦めてしまいやすいのだ。

ただ儲かるだけという理由でビジネスをすると、余程悔しい経験をして「〇〇を見返してやりたい!」という冷めない欲求でもないかぎり、モチベーションを維持することは難しいだろう。

輸入ビジネスは、まず仕入れの資金が必要になり、税理士を雇い、必要ならコンサルの費用を捻出して、最低でも1年程度は節約をしなくてはいけない苦しい生活が待っているのが当然で、

売れる商品を理解するために多くの時間をリサーチにあて、「なぜこれが売れて、なぜこれは売れないのか?」と、学びに対して真剣に考える時間を必要とするのだ。

このような時間の確保は、どの分野でもプロフェショナルになるには避けて通れない道なのだが、動機が「儲かるから」とか「俺でもできそうだから」とか気持ちが甘い場合はどこかのプロセスでつまづいたときに、乗り越えられずに心が折れてしまいやすい。

もし、あなたがダイエットに挑戦するのであれば、どのくらい我慢して、どのような食生活をしなくてはいけないのか、努力量をある程度先に調べてから取り組むことができるだろう。

しかし、ビジネスは違う。自分の努力だけでは解決できないことも多くある。

それが環境の変化だ。市場の変化ともいう。

ダイエットは自分との戦いに勝てば勝利だが、ビジネスは対戦相手がいて、相手は死に物狂いで襲ってくるので自分のペースで愚直に頑張っていれば良いわけではない。

あなたの商品が売れてきたら、その商品で既に利益を得ていた相手は嫌がらせをしてくることも十分に考えられる。

相手は指をくわえてあなたの勝利を眺めているわけではないのだ。

そして、その動きに対して、ひとつづつ対策を練って行動していくことが求められる。

どちらかと言うと自分との戦いと言うよりも相手と競争するスポーツと表現したほうが分かりやすい。

筋トレなら正しいフォームと正しい食生活で目標を達成できるかもしれないがビジネスはライバルの予測不能な攻撃に常に対処していかなくてはならない。

つまり、その業界での情報収集が欠かせないのだ。

常に業界の情報に目を配り、自分の限られた予算の中でどうやって攻めて守っていくか、食事中も風呂の中でも常にシミレーションをしているようでないと、成功した状態を維持することは難しい競争の世界だと覚えておこう。

そして、そのような世界なのに教わる人を間違えている時点で、あなたのビジネスは始める前から負けていたと言えるのだ。

なんの為に起業したのか?

そして、そのモチベーションを強化してくれるのが、なんのために起業したのか自分の中でハッキリとさせておくことだ。

ただ金が儲かるからでは意思が弱いのだ。

なぜなら、サラリーマンであれば、ある程度の生活は保証されるのに、わざわざそこを飛び出して興味のない業界の情報をずっと研究することなど、普通の人にはやり続けることができないからだ。

もし、あなたが年商10億円の社長になりたいと考えているなら、その理由はどうしてだろうか?

もし友達にかっこいいと思われたい程度の動機なら、すぐに挫折するだろう。

なぜなら、それだと、途中の道で現れる数々の困難を乗り越えることができないからだ。

家族を幸せにしたいという動機でも難しいだろう。というのは、家族を幸せにするには10億円も売り上げる必要がないからだ。

私は一時期、貿易のコンサルタントを作る活動を本気でしていたのだが、年齢が若い20代の前半の生徒は「友人に怪しいと言われた」や「友人に馬鹿にされた」と言って、活動をやめてしまう人が数名でてきた。

若い人にとっては友人に馬鹿にされることは大問題なのだろう。

大人になれば学生時代の友人とは疎遠になり、彼らになんと思われても自分のやりたいことを後悔しないように生きる道を選択するべきなのは当然に理解できるのだが、若い人にとっては「友人に馬鹿にされる」のは死活問題なのだ。

友人に尊敬されたいことが原動力なら、友人に馬鹿にされた時点で、ビジネスを頑張る動機がなくなったということなので活動をやめるというわけだ。

これが動機が不純だとビジネスが継続できない理由だ。

もし、ビジネスを成功させることが子供の頃からの夢で「誰になんと言われようと絶対にやりたい」、「貧乏な状態を二度と味わってなるものか」、と思っているなら、友達に笑われたなどと言うくだらない理由で途中で投げ出すはずがないのは誰からみても明らかだろう。

しかし、若い人間はそもそもビジネスを志す理由がその程度のなので、責任感もなく、嫌なことがあればすぐに放り出してしまうことも多いのだ。

他責な人間

ビジネスを成功させている人のほとんどすべての人間は何が起きても「全責任は自分にある」、という考え方を持っている。

たまにフォロワーの喜ぶことを言おうと戦略的に「なんでも自分のせいにしなくていいんだよ。」と言う人もいるが、成功しているほとんど全ての人間は自己責任論を唱える人が圧倒的に多い印象だ。

この自責、他責を本当の意味でわかっている人は少ない。

なぜなら、成功者が圧倒的に少ない理由から分かる通り、世の中のほとんどの人が他責を基準に生きていることになる。

他責とは依存傾向と同じ意味で、わかりやすく言うと「自分の幸せは自分の外からやってくる。」と考えている状態だ。

幸せは自分の努力によって手に入れることができるのだと心の底から考えることができず、「この人ではない他に素敵な人がどこかにいるはず。」と考えてる状態だ。

よく見てほしい。この考えが誰かに依存している状態だとすぐにわかるだろう。

よくあるのは旦那の悪口を言う女性だ。

女性の多くはストレス発散で言っているのかもしれないが、言葉の力はとても強く、脳科学的に言うと、どんな難しいと思えることでも「俺ならできる。俺ならできる。」と言い続けているだけで、必ず問題の解決策を探すように頭が働くらしい。

逆に「俺には無理だよ。」「俺には金がない。」と頻繁に口にしている人間は、脳が解決策を探す努力を放棄してしまっている状態になり、その問題の解決策を探そうとしないそうだ。

つまり旦那の悪口を言えば言うほど、旦那のことが嫌いになるように自分を洗脳していると言えるのだ。

そうやって「自分の幸せは外からの要因でやってくる」と考えている人は必ず他人の悪口を言うようになる。

「旦那が悪いから私は幸せになれない」と考えている女性は間違いなく他責の人間だ。

また、「私がわからないのは当然で先生あなたが私が分かるようにちゃんと教えなさいよ。」と考える人も他責の傾向が強いと言える。

いまの現状はすべて自分の考えと行動が作り出していると心のそこから思えなければ、どんな挑戦も成功はできないように我々人間はプログラミングされているのだ。

しかし、例えば、他人にお金を騙し取られた人間が、その人物を恨まずに「全て自分の責任だ」と言い聞かせるのはとても難しく、事件が起きてから数ヶ月間は相手を恨んでしまうのも無理のないことだろう。

人間は起きたできごとすべてを自分の責任と考えられるようには作られておらず、騙された人間が「私のせいじゃない!」と思うのは当然のことなのだ。

しかし、成功するには、この自責の考え方は時間をかけてもマスターしなくてはいけないビジネスの必須の科目なのだ。

中国輸入で言えば、自分で調べるよりもどんどん誰かに聞いてしまおうと考えている人は基本的に依存傾向が強いだろう。

もう少し詳しく言うと、講師がすべて答えを持っているからとGoogleで検索すればすぐにわかるような簡単なことでもガンガン質問している時点でその人は他人に甘えているのであり、人生をかけた挑戦である独立を維持するのは難しいと言わざるを得ない。

講師はあなたではない。

あなたの人生は毎日のあなたの積み重ねで形成されているのだ。

しかし、この業界ではそうゆう依存傾向が強い人であればあるほど不安で心配だからとお金を払ってくれるのであって、基本的に他責の人がメイン顧客にならざるを得ない。

むしろ世の中の大多数は成功できないという原因を考えてみても、大部分である他責の人を排除しながらビジネスを成功させることはできない。

つまり、ビジネスのコンサルタントは自分のビジネスを成功させてなおかつクライアントを成功させるためには他責の人を相手に自責の考え方を教え導いていく必要があるのだ。

いくら稼ぎたいのか?

ビジネスで目標を達成するまでモチベーションを維持するにはいくら稼ぎたいのか?という強い動機を見失わないことだ。

人間は必要のない金額を無理して稼ぎ続けることはできないのだ。

稀にできる人間もいるかもしれないが、それは特殊な一握りの人間であって、あなたがその特別に当てはまっていると考えた時点で負けが決定しているようなものだ。

人間は自分ができる側だと思った時点で努力や勉強をしなくなるからだ。

そして、困難を乗り越えるためには、自分の人生でいくらあれば満足なのかしっかりと考えておくことだ。

無理矢理に大きな年商を目標に掲げていても、先ほどの友人にカッコつけたい程度の動機なら、友人の一言でモチベーションが低下する可能性が高く、結局は道半ばで諦めてしまうケースが圧倒的に多いからだ。

よく自己啓発のセミナーなどでは「紙に書いた金額が現実になる」なんて話もあるが、それは実際になった人の話をピックアップしているだけであって、そうならなかった人のほうが圧倒的に多いはずだ。

人間は無意味にかかげた大きな金額を理由もなく稼ぎ続けることはできないのだ。

お勧めの方法としては、最低いくらあれば満足なのか?、その金額が必要な理由を紙に書いて、時間をかけて考えると良いだろう。

実際にやってみると「そもそも起業すら必要なかった」というケースだって可能性としてはあり得るのだから。

失敗する人間は不義理を働く

ビジネスは戦いだ。よくある他人に価値を与え続ければ自然とお客さんがやってくる。というのもあながち間違っていないのだが、必死になった同業者の多くが、あなたと同じ販売方法を使うと、その他大勢に埋もれてしまい、あなたの利益は確実に下がっていく。

あなたが愚直に自分の仕事を淡々とこなしていても、ライバル業者は「倒産するくらいなら」と、必死であなたを研究し、食らいついてくる可能性を忘れてはいけない。

よくビジネス書にはWINーWINという言葉がある。

戦国時代に栄えた近江商人の諺の中にも「三方良し」と言って、

売り手よし、買い手よし、世間良し、と言う3つの良しが含まれている商取引が最高だと言う意味の言葉を使ったとされる。

しかし、それは結果そうであれば最高だよね。という意味であり、ビジネスのすべての場面でそれが通用するわけではない。

ライバル企業は利益を奪われたら、あなたを倒そうと必死に食らいついてくるのを忘れてはならない。

つまり、あなたは自分が知らない間に、ライバル会社に研究され、相手はWINーLOSEであなたを徹底的に打ち負かそうと勝負をしかけてくるからだ。

あなたはそれによって「全然気にしません。私がやらなくても他の人が変わりにお客さんを喜ばしてくれているという意味ですから。」と余裕綽綽でいられるのだろうか?

あなたを信じて働いているスタッフやあなたの家族に「今月はライバルに仕事を取られてお金がないんだ。はははは」と笑っていられるならこの話は必要ない。

そして、このような過酷なビジネス環境であっても、絶対にやっていけないことがある。

それは恩人に大して不義理を働くことだ。

いくらあなたがお金に困っていても恩人やあなたに多くの価値を提供してくれた人を騙し利用しようとするなら、それは必ず目に見えない形であなたに返ってくる。

普通の人間なら恩人に対して不義理をするというシチュエーションがあり得ないと思うだろうが、このビジネスで最も多くその不義理を垣間見る場面が、相手に余裕がない場合だ。

余裕とは金銭的余裕のことだ。

余裕のない人間は必ず不義理を働こうとする。

例えば、会社の金を横領したりするのもそうだ。

もし、その人間に1億円の貯金があれば、そのような行為は絶対にしないはずだ。

儲かる方法など、探せばそこらへんにゴロゴロ転がっているにも関わらず、自分の頭が悪くそれが見えないからと言って、恩人の利益を奪ってまで稼ごうとしてはいけないのだ。

恩を仇で返し、裏切ってまで成功しようとすれば後で必ず災いを呼ぶことを忘れてはならない。

ここは人間社会なのだ。そのような噂は一瞬で広がる。

そして残念ながら、不義理を働いている人間は余裕のなさから、自分で不義理を働いている、という自覚がないから本当にタチが悪い。

そうならないためにも、そもそも余裕は絶対になくしてはいけない大切なモノなのだと心得よ。

インフルエンサーを特別視している人間につぐ

最後に、コンサルタントはあなたを成功へと導く指導者であることは事実だ。

しかし、コンサルタントやインフルエンサーは特別な人間ではない。

知らないことを教われば「この人は凄い!」と感じるのは当然だが、その人もまた他のジャンルのプロを見れば同じように「凄い」と感じるのだ。

インフルエンサーやコンサルタントは特別な人間ではなく、現時点ではあなたよりもその業界に精通しているだけで、先に始めた先輩くらいに考えておいたほうが良いだろう。

あまりにも崇拝しすぎると実際に会ったときのギャップが大きければ幻滅してしまうことにも繋がる。

そうではなく彼らもあなたと同じように一生懸命に戦っている同士と思っていればいいのだ。

「私を救ってくれる救世主だ!」とか、

「この人について行けば大丈夫だ!」とか、

稼げるんですよね?」とか、

そんな他力本願な考え方であれば、そもそも経営者として失格で、ビジネスが失敗するのは当然なのだ。

そして、同じ人間なのだから失礼のないように接するには当然で、ある程度の距離感でお互いにリスペクトをし合う関係を維持することに努めるべきなのだ。

間違っても金を払っているからと必要以上に自分が得をしようとしたり、相手のご好意に甘えて要求を大きくしてはいけない。

そして、途中からコンサルタントと仲良くなることに目的がすり替わらないように注意しよう。

成功できない依存傾向のある人間は、なぜか業界の有名人と必要以上に仲良くなろうとする傾向があると私は見ている。

それが1つの成功の方法であると本気で信じていたりするから笑ってしまう。

「中国輸入業界の〇〇さんは凄い!」とか、ツイッターで媚を売っている人間はまさに典型的な例だと言えるだろう。

まるで、「私のおねーちゃん英語できるもん!」と泣いている幼稚園児と同じレベルではないか。

〇〇さんが凄いのはどうでもよくて、当のお前はいったいどのレベルなんだ?と自分に問いかけるべきなのだ。

そして、その成功者の〇〇さんは、あなたと仲良くしても何の得もなく、無料で情報を抜き取られていると感じれば、「もうこれ以上は関わりたくない。」と距離をおかれてしまうことになると、相手の立場で物事を考えなくてはいけない。

そもそも経営者は孤独なものなのだ。

言い方を変えれば孤独と成功はトレードオフの関係なのだ。

成功している人間が「友だちはいらない」という意味は、成功するまでのプロセスは誰かに相談しながら進めるものではなく、自分で決断したことを最後までやり通すことでしか手に入らないからだ。

そして、そのためにはビジネスを志した最初の目的を見失わないようにするのだ。

ましてや「コンサルの〇〇さんが好きだから頑張っています!」などと、途中から意味不明な目的に考えがブレないように注意をしよう。

そんなこと言われても、相手は嬉しくもないし、いい迷惑なのだ。

あなたがビジネスを志した目的はあなたの中から湧き上がった事であり、あなたが成功することで利益を得るのは他の誰でもなく、あなた自身なのだ。

あなたがビジネスを志した最初の目的はインフルエンサーと仲良くなることなんかではなく、不満のある今の現状を自分の努力で変えてみせると決断したところからスタートしたはずだ。

それなのに途中から業界の有名なインフルエンサーに遊びに誘われること、またそのグループの中核のメンバーに加えてもらえることが目的にすり替わっていないだろうか?

そうなることで成功できると考え違いを起こしていないだろうか?

そんなの努力でもなんでもない。

そのような考え方は独立する前と同じ、僅かな給料のため上司に気に入られようと、おこぼれに預かる恥ずかしい生き方のままではないか。

人品卑しい、無教養の人間のままではないか。

そんなこと、本気で人生を変えようと努力している人間の考えることではないと、自覚するところからビジネスはスタートするのだ。

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