今回は、タオバオの送料を安くする方法について解説する。
タオバオから日本に発送する際は、
ちょっとしたコツを知るだけで簡単に安くできる。
実践的で使える方法をすべて書いたので、
活用できるテクニックが必ずあるはずだ。
この記事を参考にして、
できる限り送料を安くして利益をアップさせよう。
国際送料と国内送料がある
タオバオの送料は、
国内送料と国際送料の2種類がある。
タオバオのお店
↓
①国内送料
↓
代行会社
↓
②国際送料
↓
日本に到着
このように、
タオバオから代行会社に郵送する ①国内送料
代行会社から日本に郵送する ②国際送料
の2つがあることを覚えておこう。
送料を安くする15の方法
送料を安くする15の方法はこちらだ。
- 国内送料が無料になるように交渉する
- 国際送料の安い代行会社を選ぶ
- 船便を利用する
- 格安の運送会社を選ぶ
- 100kg以上郵送する
- 軽くて小さい商品を扱う
- 為替が安い時に入金する
- 関税を無料にする
- 圧縮機を使う
- ダンボール代を請求しない会社を選ぶ
- 年間契約ができないか交渉する
- クーポンを利用する
- コンテナ便を使う
- 沖縄と北海道以外の地域に住む
- インフルエンサーになり影響力を持つ
それぞれを1つずつ解説していこう。
国内送料が無料になるように交渉する
まず最初に、
そもそもタオバオのお店の95%は国内送料が無料
という事実を覚えておこう。
しかし、残念だが代行会社によっては、
代金を不正に請求してくるので十分に注意しよう。
これを防ぐためにも、
タオバオの国内送料の見方を覚えよう。
簡単ですぐにチェックできる。
タオバオの商品ページを開き、
カラーと数量を選んで購入画面に進むと
商品代金と、国内送料が出てくる。
商品代金67元に対して、
国内送料は0元なことがわかる。
実際にあった話になるが、
ある代行会社は国内送料を水増しして請求しており、
こちらが指摘をすると「今ちょっとシステムが故障している」
と、すっとぼけようとしてきた。
不信感が生まれ、この会社とは取引をやめることにしたので、
「以前に入金していた分を返金してほしい」と言うと、
返金の流れになった。この時点の日付が6月20日。
「いつ頃に返金できるか?」と聞くと、
「今週中に返金できる」と言われて、安心していたのだが。
こちらが早く返金して欲しいと何度も催促しても、
何かと理由をつけて返金を遅らせようとしてくる。
今週中にできると話していたのに、3週間たったので、
「お金を返さないなら、こちらも法的措置をとる」と言うと、
ここまで強く言ってやっと返金がされた。
6月20日に返金の依頼を出して、返金されたのが7月13日。
返金されるまでに23日間もかかった。
水増しして国内送料を請求する。
返金を依頼しても、強く言わないと返さない。
残念だが、実際にこういう代行会社は存在するので、
国内送料の不正がないか、
誠実な会社かどうかはしっかりチェックしよう。
国際送料の安い代行会社を選ぶ
国際送料の安い代行会社を選べば、
それだけで料金を安くできる。
安い金額の具体的な目安はこちらだ。
- 空便は19元/1kg
- 船便は8.5元/1kg
同じ運送会社でも代行会社によって料金はさまざまであり、
会社名は伏せておくが、
この価格の2倍近くの金額を請求する会社も存在する。
代行会社のホームページを見れば国際送料は書いてあるので、
気になる会社があれば、しっかりチェックしてみよう。
船便を利用する
航空便よりも船便の方が価格は安い。
たとえば、
OCS(航空便)と海源物流(船便)を比べると
航空便(OCS)だと、19元/1kgに対して、
船便(海源物流)は、8.5元/1kgで半額以下になる。
船便のデメリットは、
・到着に時間がかかることと
・一定以上の重量がないと送れない
ことになるが、
納期に余裕があるときや、
商品をたくさん送り重量が大きい時は、
船便を有効活用すれば送料を安く抑えられる。
格安の運送会社を選ぶ
航空便よりも船便の方が安いことは説明したが、
航空便や船便の中でも、会社ごとに価格は違う。
たとえば、
同じ航空便でもいくつかの会社があり、
OCS : 19元/1kg
EMS : 22元/1kg
電子特殊便: 35元/1kg
船便では、
海源物流 : 8.5kg /1kg
TW船便 : 10.5kg/1kg
EMS船便 : 17.8元/1kg
などのように、
郵送代金に差が出てくる。
同じ代行会社でも、
いくつかの運送会社の選択肢があるので、
最も安い運送会社をチョイスしよう。
100kg以上郵送する
国際送料はまとめて郵送することで、
割安な料金になる。
そこで、100kg以上をまとめて郵送すると、
どの運送会社でも安いプランを利用することができる。
たとえば、↓こちらは海源物流の料金プランになるが、
重量を上げるほど価格は安くなるのがわかる。
重量(kg) |
21〜50kg | 51〜100kg | 101〜1000kg | 1001kg以上 |
送料(元) |
10.5元 | 8.5元 | 8元 | 7.5元 |
↓はTW船便の料金プランになるが、同様にたくさん送るほど安い。
重量(kg) |
21〜50kg | 51〜100kg | 101〜1000kg | 1001kg以上 |
送料(元) |
12.5元 | 10.5元 | 8.5元 | 8元 |
1001kg以上がもっとも安いが、
そこまでの重量を郵送することはあまりないので、
100kg以上郵送することを意識しよう。
軽くて小さい商品を扱う
商品を選ぶときは、
軽くて小さいものを優先的に選ぼう。
なぜかというと、商品の重量は、
「重さか体積のどちらか大きい方」で決定するからだ。
軽くても大きい商品を選ぶと意味がないので、
軽くて小さい商品を選ぼう。
送料の計算を間違えていくら売っても儲からないのは、
中国輸入のよくある失敗パターンになる。
たとえば、こちらのゴミ箱を見てほしい。
価格は16元と安いように感じるが、
ゴミ箱自体の重量は840gに対して、
体積重量を計算すると2250gであり、
送料がかかる商品だと分かる。
注意しておけば、簡単にわかるのだが、
商品価格だけを見て「これは安い!」
と気軽に仕入れてしまうと、
日本に届いて原価計算したとき、
予想よりも高く、
採算の合わない商品だと気づくことになる。
また、大きい商品は日本に届いてからも、
倉庫保管料金という費用が余計にかかることになる。
この倉庫保管料金とは、
アマゾンのFBA倉庫や、
楽天スーパーロジスティクスの倉庫に商品を納品すると、
商品1点ごとに発生する保管料金のことになる。
この倉庫保管料は計算方法もややこしい上に、
Amazonも楽天も、目立たない場所に請求金額を書いており、
気づかないうちに現金をすり減らす要因にもなっている。
とはいっても、難しく考える必要はなく、
シンプルに小さい商品を扱えば、
保管料金もあまりかからないので安心してほしい。
送料という面でも、保管料という面でも、
商品を選ぶときは、軽くて小さい商品を優先的に選ぼう。
為替が安い時に入金する
ご存知のように、
為替レートは毎日動いており、
安い日もあれば高い日もある。
同じ月でも、
安い時と高い時では±1円の差があることはよくある事だ。
そこで、安い日を見計らって、
お金を多めに入金しておこう。
あまり変わらないと思うかもしれないが、
商品を10万円ぶん購入する場合、
1円高いだけで、約5千円高く買うことになる。
代行会社は入金した時点での為替レートで計算してくれるので、
うまく利用すれば、送料も商品も割安にすることができる。
関税を無料にする
商品代金+国際送料の合計金額を16,666円以下の時、
関税はかからずに日本に輸入できる。
かんたんに説明すると、
通常は、中国から輸入する際には関税が発生し、
商品代金の約15%を支払うシステムになっている。
たとえば、
合計代金が10万円だった時は、
関税は1.5万円請求されることになる。
しかし、
商品代金と国際送料の合計金額が16,666円以下だった時は、
販売目的でなく、個人での使用とみなされ関税がなくなる。
また、これとは違う方法になるが
「アンダーバリュー」という関税を安くする方法がある。
アンダーバリューとは、
輸入の際に、実際に購入した商品価格よりも低く改ざんして、
関税を安くするやり方だ。
しかし、
当然ながら虚偽申告で、脱税になってしまうので、
アンダーバリューは絶対にやめておこう。
アンダーバリューはダメだが、
合計金額を16,666円以下にすることは、
合法的に関税を無料にできるので有効活用していこう。
圧縮機を使う
商品の重量は、
重さか体積のどちらか大きい方で決定するが、
軽くても大きい商品は送料が高くなってしまう。
そこで、商品を圧縮することで、
従来の1/3程度に送料を安くすることができる。
これができる商品は
クッション、ふとん、まくら
などの空気が抜ける商品になる。
実際に、まくらを圧縮した写真はこちらになる。
もちろん圧縮代金はかかるのだが、
商品を通常時に発送した時と比べて、
はるかに安く発送することができる。
全ての代行会社が対応しているわけではないが、
空気を抜ける商品を扱っているときは、
体積を小さくして、一気に送料を安くできる。
ダンボール代を請求しない会社を選ぶ
代行会社によっては、
商品を梱包するダンボール代を請求してくる。
ダンボール代は1個500円前後だが、
積み重なると大きな数字となり、
すべて無料ならば、年間で数十万円の利益が出ることになる。
もし、代行会社の料金プランが安いと感じても、
ダンボール代を請求されていないかチェックしよう。
ホームページを見れば代金が書いてあるので、
できる限り、ダンボール代を請求しない代行会社を選ぼう。
年間契約ができないか交渉する
商品の仕入れでは
大量に仕入れることで割安にすることができる。
そこで、国際送料も同じように、
「年間で最低○○トン以上使用するので安くしてほしい。」
と、交渉してみよう。
ここでのポイントは、
年間契約分をまとめて先に支払うことだ。
送料に限らず、大量に前払いで購入することで
価格を安くするのは一つのテクニックになる。
実際にあった話で、
当時ヤフオクで最も売れていた商品を、
3000万円まとめて仕入れる事で、定価の20%引きで買った。
ということがある。
業種は違うが、実際にあった話で、
地方にあるショッピングモールに出店する家賃を、
10年分先払いにすることで、30%安くしたこともある。
日常生活でも、
サブスクリプションの定期購入をする商品では、
毎月支払うよりも、年間コースで先払いした方が
安くなることはよくある話だ。
まとめて先払いにすることで、
相手もキャッシュが入り、お互いに良い話になるので
資金に余裕のある方は、ぜひ試してみよう。
クーポンを利用する
代行会社を通じて買うときは難しいが、
個人が直接購入するときはクーポンを使用できる。
クーポンは商品ページの真ん中に書いてある。
クーポンの見方はこちらになる。
クーポンはさまざまなものがあるが、
日本からの購入でよく使うのはこちらの2つになる。
- 店舗クーポン
- タイムセールクーポン
クーポンは毎月のイベントの日に発行されるが、
11月11日の独身の日と呼ばれる日は、
日本円にして約9兆円が売れるビックイベントで、
どのお店もこの日限定の、
超おトクなクーポンを発行する。
タオバオで直接購入する人は、
ぜひクーポンを有効活用しよう。
コンテナ便を使う
船便の中でもっとも安いのがコンテナ便になるが、
コンテナ便の中でも2種類ある。
・FCL (コンテナ郵送)
・LCL (混載郵送)
かんたんに説明すると、
FCL (コンテナ郵送)は自分の荷物だけでコンテナを一杯にし、
LCL (混載郵送)は他社の荷物もまとめてコンテナを一杯にする。
しかし、コンテナ便は価格は安いが、
発送するための最低重量のラインは圧倒的に大きくなる。
具体的にはこちらが最低重量のラインだ。
- LCL (混載郵送) → 140サイズのダンボールが約10個分
- FCL (コンテナ郵送) → 140サイズのダンボールが約330個
さらに、コンテナ便は到着スピードも遅い上に、
通関の基準も厳しくなっている。
LCL (混載郵送)を使ったとき、
自分は大丈夫でも、他社の商品が通関に引っかかると、
全ての物流が止まってしまい、
納品に余計に時間がかかることになる。
普通の商品を扱う方は使わないことが無難で、
コンテナ便を有効活用できるのは、
スーツケースや脚立などの大きい商品を扱う時だと覚えておこう。
沖縄と北海道以外の地域に住む
自宅に商品を郵送するときは、
日本国内の送料が発生する。
しかし、北海道や沖縄は地理的に遠いため、
国内送料がどうしても高くなり、
約3倍の送料を払うことになってしまう。
たとえば、海源物流を使う場合、
本州や九州だと480円だが、
北海道だと1630円かかってしまう。
また、アマゾンのFBA倉庫や、
楽天スーパーロジスティクスの倉庫は、
ほとんどが本州にあり、
自宅から商品を郵送するたびに、
地理的に遠いので、国内送料を多めに支払うことになる。
もちろん自宅を変えるのは難しいかもしれないが、
自分の住む地域が、送料のかかる地域かどうかは知っておこう。
インフルエンサーになり影響力を持つ
自分自身がインフルエンサーになることで、
代行会社から特別待遇を受けれることがある。
なぜかというと、
自分がコンサルタントとして活躍し、
大量の生徒を抱えることで、
自分が推した代行会社を、
たくさんの生徒も使うようになるので、
代行会社と一人のお客という力関係は変わってくるからだ。
実際に私の知り合いにも、
ブログを始めて影響力をつけて、生徒を抱えるようになってから、
相手の方から交渉を持ちかけられた人がいた。
このように、
相手にとってもメリットのある人物になることで、
手数料を安くすることができる。
また、私は全て断っているが、
代行会社からコンサルタントに
「自分の会社をおすすめしてほしい」と言われ、
コンサルタントの生徒をその会社に流させて、
一定の紹介手数料をキャッシュバックしている会社もある。
インフルエンサーになるためには、
まずはプレイヤーとして実力をつける必要があるが、
その先にこう言った話があることを知っておこう。
航空便と船便のそれぞれの特徴
船便は航空便より安いことは説明したが、
それ以外の特徴はこちらになる。
特徴 |
航空便 |
船便 |
商品の制限 |
× |
◎ |
到着のスピード |
◎ |
× |
キャッシュフロー |
◎ | × |
少量での配送 |
◎ | × |
それぞれを1つずつ解説していこう。
商品の制限
船便は基本的に何でも運べるが、
航空便では一部運べないものがある。
代表的なものとしてはこちらだ。
- 電池 (家電製品、USB充電を使ったもの)
- 磁石 (おもちゃ、タイマー時計など)
- 液体 (化粧品、ボールペンのインクなど)
急いで納品したくても、
航空便だと送れない可能性があるので注意しよう。
制限がありそうな商品は、
事前に代行会社に運べるかどうか聞いておこう。
到着スピード
中国から日本に郵送するときに、
航空便は早いが、船便は遅いという特徴がある。
具体的な到着の日数としては、
航空便は3〜7日、船便は8〜15日になる。
実際に郵送した時の履歴をみてほしい。
こちらの商品は航空便で郵送して、
出発から3日後には届いている。
こちらの商品は船便で郵送したが、
出発から8日後に届いている。
また、中国から日本に発送する前に、
タオバオから代行会社に郵送して、
検品や、荷物を梱包する時間が約2週間かかる。
これらを考慮すると、
商品を購入してから日本に届くまでに時間で
・航空便は約3週間
・船便は約1ヶ月
かかることを計算しておこう。
キャッシュフロー
船便は送料が安いので利益率はアップするが、
キャッシュフローは悪くなるので注意しよう。
キャッシュフローとは事業のお金の流れのことで、
仕入れた商品が売れて現金化するスピードのことを言う。
船便は航空便と比べて約1週間到着が遅いので、
その分商品が売れるのに時間がかかり、
現金の回収も遅くなってしまう。
さらに、楽天やアマゾンは商品が売れてから、
入金されるまでに約2週間のタイムラグも存在する。
実際の話、会計上の利益が出ていても、
キャッシュが回らずに倒産する会社は大企業でも存在する。
いわゆる黒字倒産というものになる。
かんたんに説明すると、
黒字倒産は大きく分けて2つのパターンがある。
- 過剰在庫
- キャッシュフローの悪化
過剰在庫による黒字倒産をかんたんに説明すると、
まず、「在庫は帳簿上では資産」にあてはまる。
たとえば、100万円の在庫があることは、
帳簿上では100万円の資産ということになるが、
実際に在庫は売れるまでお金にならないので、
帳簿上は資産があることになっても、
実際にはキャッシュがないので倒産することがある。
初心者の方であれば、
いきなり過剰在庫になるほど大量に買うことは少ないだろうが、
問題はキャッシュフローの方だ。
キャッシュフローの悪化による黒字倒産を説明すると、
たとえば、
100万円の売上で利益が50万円だった時、
帳簿上は利益50万円が計上されるが、
50万円を回収しない限り、
実際は手元にお金がないので倒産することになる。
かといって難しく考えることはなく、
物販をスタートしたばかりの時は、
航空便でなるべく早く納品して、
キャッシュを早めに回収すれば大丈夫だ。
キャッシュフローの悪化による黒字倒産は存在するが、
逆に言えば、赤字でもキャッシュが回り続けている限りは、
会社は倒産しないということになる。
手元の現金に余裕がないときは、
価格の安い船便を使い利益率を上げるよりも、
なるべく航空便を利用して、現金を早めに回収しよう。
少量での郵送
船便では一定以上の重量がないと発送できないが、
航空便では少量での郵送にも対応している。
少量での郵送を使う主なシーンは
・新商品のテスト仕入れ
・無在庫転売をするとき
などが挙げられる。
新商品のテスト仕入れは10点のみを仕入れるので、
船便の発送ラインの最低重量には届かないことが多い。
また、テスト仕入れなのであれば、
早めに商品を投入して、売れるか売れないのか結果を見るべきだ。
無在庫転売するときも、
商品を1点ずつ郵送する上に、
スピードの早い航空便が適している。
無在庫販売やテスト仕入れで発送する時は、
航空便を使うのがベストだと覚えておこう。
この記事のまとめ
- タオバオの国内送料は95%が無料
- 代行会社は送料の安いところを選ぼう
- 小さくて軽い商品を優先的に選ぼう
- 船便の100kg以上が安くておすすめ
- 商品を買ってから納品まで、航空便だと約3週間。船便だと約1ヶ月かかる
- 資金に余裕があるときに船便は良いが、早く売りたいときは航空便を使おう
ぜひこの記事を参考にして、
利益のアップに役立ててほしい。
アリババの送料を無料にする方法を紹介した記事はこちらになる。
こちらもぜひ参考にしてほしい。
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